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呉昇桓(元阪神)と李大浩(元ソフトバンク)の同い年が5年ぶりに対戦<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
対戦したオ・スンファンとイ・デホ(写真:サムスンライオンズ、ロッテジャイアンツ)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ-ロッテジャイアンツは、5-2でサムスンが3点リードの9回表、サムスンはクローザーのオ・スンファン投手が5番手のマウンドに上がりました。

ロッテは7番ミン・ビョンホン選手のところで、この試合、首から背中への痛みで先発を外れていたイ・デホ選手が代打で登場、ともに日米でプレーした38歳同い年の対戦となりました。

2015年のセ・パ交流戦以来、5年ぶりとなった両者の顔合わせは、1ストライクの後の2球目のカーブをイ・デホ選手が打ち上げてショートフライ。オ・スンファン投手が抑えました。

試合はオ・スンファン投手が、この回を0点に抑えてサムスンが勝利。3連勝を飾っています。オ・スンファン投手は15日のKIA戦で3失点し負け投手になるなど、今月は得点を許す場面が続いていましたが、この日は無失点に抑え、3日以来の6セーブ目を挙げています。

◆「日本では2度対戦」

イ・デホ選手は2012年からオリックス、14年からソフトバンクに所属し、計4年間NPBでプレー。オ・スンファン投手は2014年から2年間阪神に在籍しました。

両者はNPBでは2度対戦。2014年はイ・デホ選手がヒット。2015年はオ・スンファン投手が三振を奪っています。この日は15年6月11日のヤフオクドーム(現ペイペイドーム)以来の対戦でした。

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<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

9回表、ヒットで出塁した4番キム・ジェファン選手の代走として出場。その裏、レフトの守備に入りました。試合は6-0でKIAタイガースに勝利しています。

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以下が全5試合の結果です。

◇7月18日(土)の結果

・LG 3- 1 ハンファ(チャムシル)

 勝:チャ ウチャン

 敗:チャン シファン

・SK 1- 4 キウム(インチョン)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:パク チョンフン

・サムスン 5- 2 ロッテ(テグ)

 勝:ライブリー

 敗:イ インボク

・KIA 0- 6 トゥサン(クァンジュ)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:キム ギフン

・NC 6- 1 KT(チャンウォン)

 勝:ク チャンモ

 敗:チョ ビョンウク

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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