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打率1割台の9番打者が5年ぶりのアーチ ハンファに活気を与える一打に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
5年ぶりのアーチを放ったチャン・ウンホ(写真:ハンファイーグルス)

10日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

最下位10位のハンファイーグルスと9位のSKワイバーンズ(テジョン)の対戦は6-5でハンファが勝利。

ハンファは1-0でリードの5回裏、9番に入ったチャン・ウンホ選手が、この日の2打席目にレフトへ1号ソロホームラン。チャン・ウンホ選手にとって2015年7月15日のロッテジャイアンツ戦以来、5年ぶり通算4本目のアーチとなりました。

チャン・ウンホ選手の今季3本目のヒットがホームランとなってベンチは盛り上がり、ハンファは6回にも1点を挙げました。

なお、ハンファは7回にも3点を追加しましたが、その内容は3つの押し出しを含む5つの四球とエラーという、SKの自滅によるものでした。

◆「ロッテが日米韓台へのメッセージを帽子に」

ロッテジャイアンツは10日からのトゥサンベアーズとのホーム3連戦で、世界の各リーグへのメッセージを帽子に施しました。

グータッチのイラストとCPBL(台湾)、KBO(韓国)、NPB(日本)、MLB(アメリカ)の文字が入り、「Unity in Baseball(野球でひとつに)」という意味を込めています。

特製キャップでプレーする、この日の先発のソ・ジュンウォン(写真:ロッテジャイアンツ)
特製キャップでプレーする、この日の先発のソ・ジュンウォン(写真:ロッテジャイアンツ)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

7回裏、1番パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。試合はロッテに10-5で勝利しています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇7月10日(金)の結果

・LG 2- 12 NC(チャムシル)

 勝:ルチンスキー

 敗:イム チャンギュ

・KT 8- 3 サムスン(スウォン)

 勝:クエバス

 敗:ホ ユンドン

・ハンファ 6- 5 SK(テジョン)

 勝:キム ミンウ

 敗:キム ジュハン

・KIA 9- 8 キウム(クァンジュ)

 勝:チョン ヘヨン

 敗:パク スンジュ

・ロッテ 5- 10 トゥサン(プサン)

 勝:フレクセン

 敗:ソ ジュンウォン

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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