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パク・ピョンホ、4番の本能を見せつける2発5打点 通算300号まであと1本<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
この日の1本目、12号3ランを放ったパク・ピョンホ(写真:キウムヒーローズ)

2日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-トゥサンベアーズは、キウムが序盤の5点のビハインドをひっくり返して10-7で勝利。キウムは4番のパク・ピョンホ選手が12、13号と、2本のホームランを含む3安打5打点の活躍を見せました。

パク・ピョンホ選手はここまで打率2割2分6厘。腰と手首、ひざに故障を抱え、厳しいシーズンを過ごしていますが、この日は4番の本能を発揮しました。

プロ16年目、今月10日に34歳になるパク・ピョンホ選手は、通算300本塁打にあと1本としています。

◆「ハンファ新助っ人決定、SKキンガム退団」

ハンファイーグルスはジャレド・ホイング外野手に代わる外国人選手としてブランドン・バーンズ外野手を獲得したと発表。2週間の隔離期間を経てチームに合流する予定です。なお、ハンファはバーンズ選手が隔離中も自宅で体を動かせるようにと、庭付きの一戸建てを賃貸契約したそうです。

またSKワイバーンズはニック・キンガム投手をウエーバー公示申請したと発表しました。キンガム投手は2試合に先発し2敗。右ひじ痛により5月15日から戦列を離れていました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日は出場機会はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇7月2日(木)の結果

・LG 3- 4 KT(チャムシル)

 勝:チュ グォン

 敗:ソン ウンボム

・キウム 10- 7 トゥサン(コチョク)

 勝:キム サンス

 敗:クォン ヒョク

・サムスン 6- 2 SK(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:イ ゴンウク

・KIA 7- 1 ハンファ(クァンジュ)

 勝:イ ミンウ

 敗:サーポルト

・NC 9- 7 ロッテ(チャンウォン)

 勝:パク チンウ

 敗:チン ミョンホ

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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