元阪神・呉昇桓、日米韓400セーブ達成 韓国復帰後初セーブ

日米韓400セーブのオ・スンファン(写真:サムスンライオンズ/初報から差し替え)

2014年から2年間阪神でプレーし、メジャーリーグを経て古巣のサムスンに復帰したオ・スンファン(呉昇桓)が16日の韓国KBOリーグ・トゥサン戦(チャムシル)で、9回裏6番手として登板。今季4度目の登板で初セーブを記録し、日米韓通算400セーブを達成した。

◇オ・スンファン年度別成績

年度 チーム 防御率 試 S 三振

2005 サムスン 1.18 61 16 115

2006 サムスン 1.59 63 47 109

2007 サムスン 1.40 60 40 69

2008 サムスン 1.40 57 39 51

2009 サムスン 4.83 35 19 51

2010 サムスン 4.50 16 4  19

2011 サムスン 0.63 54 47 76

2012 サムスン 1.94 50 37 81

2013 サムスン 1.74 48 28 54

2014 阪神 1.76 64 39 81

2015 阪神 2.73 63 41 66

2016 カージナルス 1.92 76 19 103

2017 カージナルス 4.10 62 20 54

2018 ブルージェイズ/ロッキーズ 2.63 73 3 79

2019 ロッキーズ 9.33  21 0 16

2020 サムスン 4.50 4 1 3

KBO通算 1.71 448 278 628

NPB通算 2.25 127 80 147

MLB通算 3.31 232 42 252

オ・スンファンは2005年に檀国大からサムスンに入団。シーズン途中からクローザーを務め、1年目の成績は61試合に登板し10勝1敗16セーブ11ホールド、防御率1.18で新人王を獲得した。

2006年のオールスター戦。同い年のイ・デホ(左)とオ・スンファン(右。写真:ストライク・ゾーン)
2006年のオールスター戦。同い年のイ・デホ(左)とオ・スンファン(右。写真:ストライク・ゾーン)

2年目の06年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表入り。公式戦ではシーズン歴代最多となる47セーブをマークし、チームの2年連続優勝に貢献するなど、誰もが認める韓国一の守護神となった。

2006年、シーズン最多の47セーブを記録(写真:ストライク・ゾーン)
2006年、シーズン最多の47セーブを記録(写真:ストライク・ゾーン)

13年までの9シーズンで5度のセーブ王に輝き、優勝を5度経験したオ・スンファン。スピンのきいた速球とスライダーを武器に510回1/3を投げて625三振を奪い、韓国歴代最多277セーブの実績をひっさげて14年、阪神にFA移籍した。

阪神でも抑えとして2年間で80セーブを残し、2年続けてリーグ最多セーブ投手に。16年にはアメリカに渡り、カージナルス、ブルージェイズ、ロッキーズでの3年半で42セーブを記録した。そして昨年8月に古巣サムスンに復帰している。

2014年に阪神入りしたオ・スンファン(写真:ストライク・ゾーン)
2014年に阪神入りしたオ・スンファン(写真:ストライク・ゾーン)

昨季韓国に戻ってきたオ・スンファンだが、阪神からメジャーリーグ入りを控えた2015年末に、過去の海外での違法賭博が発覚し、KBOリーグから72試合の出場停止処分が科されている。

昨季中に42試合、今月8日までに30試合が経過したことで9日に出場停止が解除となり、今季はここまでセーブがつかない場面で2試合に登板した。オ・スンファンのKBOリーグでのセーブは13年9月24日以来、約6年9ヶ月ぶりとなる。

1982年生まれ。来月38歳を迎えるオ・スンファンは今年2月の沖縄キャンプで、「年を重ねて力が落ちたと感じたことはない」と話し、メジャーを経たことで球種も増えた。

日米韓400セーブを達成し、次に目指すのはあと22個となった韓国通算300セーブ。ちなみにNPBでは岩瀬仁紀(元中日)の407セーブが歴代最多だ。

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