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ハンファの助っ人左腕、7回2死までパーフェクト 球団初の外国人2投手が10勝到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
10勝目を挙げたチャド・ベル(写真:ハンファイーグルス)

17日の韓国KBOリーグは2試合がナイトゲームで行われました。

ハンファ生命イーグルスパーク(テジョン)のハンファイーグルス対キウムヒーローズはハンファの先発、左腕のチャド・ベル投手がチーム打率リーグトップのキウムに対し、7回2死に内野安打を喫するまでパーフェクトピッチングを見せました。

チャド・ベル投手は8回111球を投げ被安打2、無失点。11個の三振を奪って、試合は1-0でハンファが勝利しチャド・ベル投手は10勝目を挙げました。

これでハンファは既に11勝をマークしているワーウィック・サーポルト投手とチャド・ベル投手の両外国人投手が10勝に到達。ハンファの助っ人2投手が共に2けた勝利を記録するのは今回が初めてです。

今季他球団ではキウム、LGツインズ、KTウィズの3球団で外国人2投手が2けた勝利を挙げています。

◆「ヤン・ヒョンジョン、17勝目ならずも防御率トップ」

KIAタイガースのエース、ヤン・ヒョンジョン投手はNCダイノス戦に先発。5回を投げ、被安打3、初回にヤン・ウィジ選手に喫した2ランの2点に抑え、6回以降はリリーフ陣に託しました。

試合は2-2で迎えた7回裏に1点を挙げたKIAが3-2で勝利。ヤン・ヒョンジョン投手に勝ち星はついていませんが、防御率2.29でリーグトップを維持しています。

以下が2試合の結果です。

◇9月17日(火)の結果

・ハンファ 1- 0 キウム(テジョン)

 勝:チャド・ベル

 敗:イ ヨンジュン

・KIA 3- 2 NC(クァンジュ)

 勝:パク チュンピョ

 敗:チャン ヒョンシク

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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