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釜山ロッテ、クリーンアップで7安打7打点 イ・デホは代打で復帰<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先制打を含む3安打2打点のミン・ビョンホン(写真:ロッテジャイアンツ)

10日の韓国KBOリーグは首都圏の2試合が中止になり、3試合がナイトゲームで行われました。

プサンサジク球場で行われたロッテジャイアンツ対KIAタイガースは2回までに6点を挙げたロッテが逃げ切って8-4で勝利。

ロッテはミン・ビョンホン、チョン・ジュンウ、ジェイコブ・ウィルソン各選手の3、4、5番が3人で7安打、7打点を記録しました。

投げては先発のブロック・ダイクゾーン投手が5回2失点で5勝目。6月10日にSKワイバーンズから移籍後、ロッテでの2勝目、先発では初白星となっています。

最下位のロッテは連勝。7位KIAは4連敗です。

◆「イ・デホ、手首の故障から12日ぶりの復帰」

8月30日に登録抹消となり、シーズン終盤を除くと16年ぶりに2軍落ちしたイ・デホ選手がこの日1軍登録され、7回裏に7番ハン・ドンヒ選手のところで代打で出場しました。

4点リードの2死二塁の場面で打席に入ったイ・デホ選手はストレートのフォアボールで一塁に歩き、代走が出てベンチに退いています。

今季のイ・デホ選手は123試合に出場し打率2割8分4厘、15本塁打、86打点。手首の状態が思わしくないことに加え、最下位のチームには世代交代を進めるムードもあって、1軍登録を外れていました。

以下が3試合の結果です。

◇9月10日(火)の結果

・トゥサン 中 止 NC(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SK 中 止 キウム(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 2- 5 LG(チョンジュ)

 勝:チャ ウチャン

 敗:キム ジンヨン

・サムスン 3- 2 KT(テグ)

 勝:ライブリー

 敗:アルカンタラ

・ロッテ 8- 4 KIA(プサン)

 勝:ダイクゾーン

 敗:ターナー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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