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カン・ベクホ、満塁弾含む7打点 KT球団創設5年目で初の勝率5割に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
カン・ベクホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

29日の韓国KBOリーグはLGツインズ対ハンファイーグルス(チャムシル)が3回雨天ノーゲームとなり、4試合が行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ対トゥサンベアーズは11-8でKTが大勝。トゥサンの連勝は6でストップしました。

16安打11点を挙げたKTは3番のカン・ベクホ選手が大活躍。カン・ベクホ選手は3回裏に先制タイムリーを放つと、4回には右中間を破る2点タイムリー二塁打。

そして8回、1死満塁で右中間スタンドに放り込むダメ押しの12号満塁ホームランを放ちました。カン・ベクホ選手は3安打7打点です。

今季124試合目のKTはこの日の勝利で成績を61勝61敗2分けとして、球団創設5年目で初めてシーズン後半戦に勝率を5割に乗せました。KTは5位NCダイノスを1ゲーム差で追う6位。5位以上が進出可能なポストシーズン初出場を目指します。

◆「オ・ジェイルも2打席連発で6打点」

敗れたトゥサンも3番のオ・ジェイル選手が6回に17号、8回に18号の2打席連続2ランを放つなど、3安打6打点の活躍を見せました。しかしKTの2けた得点には及ばず敗れています。

以下が4試合の結果です。

◇8月29日(木)の結果

・LG 中 止 ハンファ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 4- 0 ロッテ(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:チャン シファン

・KT 11- 8 トゥサン(スウォン)

 勝:キム ミンス

 敗:ユ ヒグァン

・サムソン 5- 4 SK(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:パク チョンフン

・NC 4- 3 KIA(チャンウォン)

 勝:フリードリック

 敗:ウィーランド

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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