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パク・ピョンホ、3連発を含む1試合4アーチ タイトル争いトップに<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
パク・ピョンホ(写真:キウムヒーローズ)

27日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

ハンファイーグルスの準本拠地、チョンジュ(清州)で行われたハンファとキウムヒーローズの対戦はパク・ピョンホ選手(キウム)のホームランショーでキウムが15-0で大勝しました。

4番のパク・ピョンホ選手は1回表、2死一塁で右中間へ先制の25号2ランホームランを放つと、3回にも1死一塁で今度は26号2ランを左中間へ運びました。

さらにパク・ピョンホ選手は5回に2死一塁でバックスクリーンの右へ3打席連続の27号2ラン。この一発でパク・ピョンホ選手は同僚のジェリー・サンズ選手を抜いて、本塁打王争いのトップに立ちました。

この3連発はハンファの先発左腕、ソン・チャンヒョン投手から放ったもの。いずれも一塁に2番のイ・ジョンフ選手を置いてのアーチでした。

キウムは8回に5点を挙げて11-0と大量リードを奪うと、9回表、この回の先頭打者として5打席目に入ったパク・ピョンホ選手は、今度は左中間場外へこの日の4本目となるソロホームラン。パク・ピョンホ選手は4打数4本塁打7打点の大活躍を見せました。

◆「4本のアーチは文句なしの当たり」

パク・ピョンホ選手の4本のアーチが飛び出したチョンジュ球場は、ホームからセンターのフェンスまでの距離が115mと狭い球場。しかし今回の4発はスタンド中段、そして場外にも飛び出すなど、どれも飛距離十分のホームランでした。

以下が全5試合の結果です。

◇8月27日(火)の結果

・トゥサン 4- 2 SK(チャムシル)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:ソーサ

・ハンファ 0- 15 キウム(チョンジュ)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ソン チャンヒョン

・KIA 1- 10 サムスン(クァンジュ)

 勝:ユン ソンファン

 敗:イ ミンウ

・ロッテ 1- 2 LG(ウルサン)

 勝:ペ ジェジュン

 敗:ダイクゾーン

・NC 4- 3 KT(チャンウォン)

 勝:パク チンウ

 敗:キム ミン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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