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釜山ロッテ 7連敗でストップ/元楽天・ブリガム(キウム)3年連続2けた勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
逆転タイムリーを放ったシン・ボンギ(写真:ロッテジャイアンツ)

25日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

プサンサジク球場で行われたロッテジャイアンツ対NCダイノスは8回裏、3-4で1点を追うロッテが2死一、二塁で、2回にタイムリーヒットを放っている7番のシン・ボンギ選手が右中間へ二塁打。二者が還ってロッテは5-4として逆転に成功しました。シン・ボンギ選手はこの日3安打3打点の活躍でした。

ロッテは9回裏を5番手のソン・スンラク投手が締めてゲームセット。ソン・スンラク投手は今季8セーブ目で通算セーブ数を270として、オ・スンファン投手(サムスン)が持つ歴代記録277セーブにあと7つとしました。

ロッテは終盤の逆転劇で今月16日から続いた連敗を7で止め、5連敗のハンファと入れ替わって最下位を脱出しています。

◆「ブリガム(元楽天)3年連続2けた勝利」

キウムヒーローズは21-8でサムスンライオンズに大勝。キウム打線は23安打を連ね、史上5度目の先発全員安打、得点、打点を記録しました。

キウムは先発のジェイク・ブリガム投手(元楽天)が6回2失点で今季10勝目(5敗)。シーズン途中にネクセン(当時)入りした2017年以来、3シーズン続けて2けた勝利を達成しています。

以下が全5試合の結果です。

◇8月25日(日)の結果

・LG 3- 7 KT(チャムシル)

 勝:ペ ジェソン

 敗:ウィルソン

・SK 2- 4 KIA(インチョン)

 勝:ターナー

 敗:キム グァンヒョン

・ハンファ 2- 3 トゥサン(テジョン)

 勝:リンドブロム

 敗:アン ヨンミョン

・サムスン 8- 21 キウム(テグ)

 勝:ブリガム

 敗:ライブリー

・ロッテ 5- 4 NC(プサン)

 勝:チン ミョンホ

 敗:カン ユング

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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