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ハンファ、5年ぶりに先発の左腕がチームの連敗を8で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イム・ジュンソプ(写真:ハンファイーグルス)

31日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークで行われたKTウィズ対ハンファイーグルスはハンファが5-2で勝利。ハンファは7月14日から続いた連敗を8で止めました。

ハンファの先発は左腕のイム・ジュンソプ投手。KIAタイガースに在籍していた2014年10月以来、約5年ぶりの先発登板となりました。

イム・ジュンソプ投手は初回に1点を許すも、2回以降はランナーを出しながらも要所を締めて、6回を投げ被安打4、KT打線を初回の1点に抑えました。

試合は0-1でハンファが1点を追う7回表、1点を挙げて同点にすると、7番のチョン・グンウ選手がランナーを一塁に置いて、レフトへ2ランを放ち、勝ち越しに成功。この回ハンファは計5点を挙げて、久々の勝利を手にしました。イム・ジュンソプ投手も今季初勝利を挙げています。

◆「7月が終了。残り40数試合に」

7月最後の日、9位ハンファと10位ロッテがそれぞれ連敗を8と4で止めて8月を迎えます。5位NCは勝って勝率を5割に戻しました。

また7月31日はトレードの最終期限でしたが、締め切り日ギリギリでの駆け込みトレードはありませんでした。

◇7月31日(水)の結果

・LG 0- 8 キウム(チャムシル)

 勝:キム ソンギ

 敗:ソン ウンボム

・SK 2- 6 KIA(インチョン)

 勝:ウィーランド

 敗:ムン スンウォン

・KT 2- 5 ハンファ(スウォン)

 勝:イム ジュンソプ

 敗:キム ミン

・サムスン 4- 8 ロッテ(テグ)

 勝:パク セウン

 敗:キム ユンス

・NC 8- 4 トゥサン(チャンウォン)

 勝:パク チンウ

 敗:イ ヨンチャン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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