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LGケリー 緩急生かして8回無失点で9勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
9勝目を挙げたケイシー・ケリー(写真:LGツインズ)

14日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場で行われたLGツインズ対サムスンライオンズはLGの先発ケイシー・ケリー投手が8回101球を投げて被安打2。無失点に抑えました。

ケリー投手は140キロ台後半の直球と落差大きいカーブを組み合わせた、緩急を生かした投球で、サムスン打線に狙い球を絞らせず、試合は2-0でLGが勝利。ケリー投手は今季9勝目(9敗)を挙げています。ケリー投手は今後、上位チーム相手にも同様のピッチングを見せるか注目です。

サムスンの先発、左腕のペク・チョンヒョン投手も7回を2点に抑えるも、負け投手になっています。

◆「来週はオールスターブレイク前の3連戦」

19日にフューチャーズオールスター、20日にオールスター戦が行われるKBOリーグ。今週火水木の試合はオールスターブレイク前の3連戦となります。シーズンも残り3分の1となり下位チームはこの3連戦で少しでも差を詰めて、終盤戦に突入したいところです。

以下が全5試合の結果です。

◇7月14日(日)の結果

・LG 2- 0 サムスン(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ペク チョンヒョン

・SK 4- 3 キウム(インチョン)

 勝:ソーサ

 敗:ヨキッシュ

・KIA 10- 7 ハンファ(クァンジュ)

 勝:パク チュンピョ

 敗:ソン ウンボム

・ロッテ 2- 8 トゥサン(プサン)

 勝:リンドブロム

 敗:パク セウン

・NC 1- 4 KT(チャンウォン)

 勝:キム ミン

 敗:キム ゴンテ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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