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NC3連勝で勝率5割に/イ・デホ(ロッテ)8年ぶり通算6本目の三塁打<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝3ランのパク・ソクミン(写真:NCダイノス)

5日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャンウォンNCパークで行われたNCダイノス対サムスンライオンズは7-3でNCが勝利。5位NCは3連勝で成績を42勝42敗として勝率を5割にしました。

NCは3番パク・ソクミン選手が11号逆転3ランとダメ押しのタイムリー二塁打を放ち、4打点の活躍を見せています。敗れた7位サムスンは5連敗です。

その他の試合も大きな連勝、連敗が目立ちます。6位KTウィズは9連勝。KTに敗れた9位ハンファイーグルスは7連敗。1、2位の対戦となったSKワイバーンズ対トゥサンベアーズはSKが勝って5連勝です。

◆「イ・デホの貴重な三塁打」

ロッテの4番イ・デホ選手がキウム戦の3回、2死二塁で放った打球はセンターの右へ。センターはスライディングキャッチを試みるも後ろに逸らし、ボールがフェンスへ転々とする間にイ・デホ選手は三塁に到達しました。

イ・デホ選手のKBOリーグでの三塁打は2011年8月14日のLG戦(チャムシル)以来、約8年ぶり。日数にして2,822日ぶりとのことです。

イ・デホ選手、NPBでは来日1年目の2012年、オリックス在籍時に2本の三塁打を放っています。

この日、ロッテの得点はイ・デホ選手のこのタイムリー三塁打での1点のみ。1-14で敗れて4連敗です。ちなみにイ・デホ選手の盗塁数は通算10個。NPBでは0でした。

以下が全5試合の結果です。

◇7月5日(金)の結果

・トゥサン 6- 8 SK(チャムシル)

 勝:パク チョンフン

 敗:フランコフ

・キウム 14- 1 ロッテ(コチョク)

 勝:シン ジェヨン

 敗:チャン シファン

・ハンファ 3- 10 KT(テジョン)

 勝:アルカンタラ

 敗:キム ボムス

・KIA 6- 1 LG(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:キム デヒョン

・NC 7- 3 サムスン(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:ヘイリー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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