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NC接戦制して連敗7でストップ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
連敗を止めたNCナイン(写真:NCダイノス)

22日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始のナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ対NCダイノスは接戦の末、7-6でNCが勝利。14日から続いた連敗を7で止めました。

NCは1-5で4点を追う5回表、2番のキム・テジン選手が3ランを放って4-5と1点差に。

6回には9番イ・サンホ選手のタイムリーで同点に追いつくと、1死満塁で1番パク・ミンウ選手がレフトに犠牲フライを放って6-5と勝ち越しに成功しました。NCはこの一打が決勝打になっています。

◆「派手さはないが力ある攻撃陣」

先月までの3位から後退して借金1で5位のNC。意外にもチーム本塁打数は71本でホームラン軍団のSKを抑えてリーグトップです。

2けたアーチを放っているのは、12本を放っているヤン・ウィジ選手、11本のノ・ジンヒョク選手の2人。とりわけ長打力を発揮している選手は多くありませんが、チーム打率2位の打線は起用された各選手が結果を残しています。

以下が全5試合の結果です。

◇6月22日(土)の結果

・LG 2- 3 KIA(チャムシル)

 勝:チャ ミョンジン

 敗:リュ ジェグク

・SK 3- 0 トゥサン(インチョン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:チェ ウォンジュン

・KT 6- 7 NC(スウォン)

 勝:チェ ソンヨン

 敗:アルカンタラ

・ハンファ 5- 0 サムスン(テジョン)

 勝:キム ボムス

 敗:ウォン テイン

・ロッテ 4- 1 キウム(プサン)

 勝:チャン シファン

 敗:チェ ウォンテ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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