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ホームラン4発のサムスン ク・ジャウクの逆転弾で勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝の逆転2ランを放ったク・ジャウク(写真:サムスンライオンズ)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークで行われたサムスンライオンズ対LGツインズは、4本のホームランを放ったサムスンが12-5で勝利しています。

サムスンは3-4で1点を追う5回裏、2死二塁で2番のク・ジャウク選手がフルカウントからの9球目を右中間へ2ランホームラン。この一打が決勝点となりました。

サムスンの先発ジャスティン・ヘイリー投手は5回106球を投げて、被安打6、失点4でしたが、味方の援護で4勝目を挙げました。

サムスンは連敗を2で止め、KTウィズと入れ替わり再び6位となりました。

◆「KIAイ・ボムホ、引退を発表」

KIAタイガースは18日、チームの主砲で2010年にソフトバンクでプレーしたイ・ボムホ内野手(37)の現役引退を発表しました。

昨季は20本塁打、通算では歴代5位(現役1位)の329本塁打を記録しているイ・ボムホ選手ですが、今季は以前から続く太もも痛の影響で出場は13試合に留まっていました。

イ・ボムホ選手は「いっぱい悩んだが成長する後輩たちと未来のために、引退を決断した」と球団を通してコメントしています。

KIAは7月13日(土)にイ・ボムホ選手がかつて所属していた、ハンファイーグルスとの試合で引退セレモニーを行う予定です。

以下が全5試合の結果です。

◇6月18日(火)の結果

・トゥサン 10- 7 NC(チャムシル)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:チョン スミン

・キウム 3- 2 KT(コチョク)

 勝:ユン ヨンサム

 敗:キム ミンス

・ハンファ 3- 11 ロッテ(テジョン)

 勝:ラリー

 敗:キム ミンウ

・サムスン 12- 5 LG(テグ)

 勝:ヘイリー

 敗:チャ ウチャン

・KIA 4- 2 SK(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:パク チョンフン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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