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最下位ロッテ、9回に追いつき11回にサヨナラで接戦を制す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
延長11回サヨナラ打のオ・ユンソクと飛びつくホ・イル(写真:ロッテジャイアンツ)

4日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

ロッテジャイアンツの準本拠地・ウルサン(蔚山)のムンス野球場で行われた、ロッテ対ハンファイーグルス戦は、ハンファが2-1と1点リードで9回へ。

1点を追うロッテは9回裏、この回の先頭打者、3番のソン・アソプ選手が右中間のフェンスを直撃する二塁打で出塁すると、4番イ・デホ選手の打席でハンファの3番手チョン・ウラム投手がボークを宣告され、走者は三塁に進みました。

この場面でイ・デホ選手はショートゴロに倒れるも三塁走者が生還。ロッテは土壇場で2-2の同点に追いつきました。

延長戦に入り両者得点なく迎えた11回裏、ロッテは2死一、二塁のチャンスを作ると、7番オ・ユンソク選手がレフト前ヒット。この打球で二塁走者が還り、ロッテが3-2でサヨナラ勝ちしました。

オ・ユンソク選手のプロ入り初のサヨナラヒットで勝利した10位のロッテは、9位KIAが敗れたため9位とのゲーム差を1.5に減らしています。

以下が全5試合の結果です。

◇6月4日(火)の結果

・LG 8- 4 KT(チャムシル)

 勝:イ ウチャン

 敗:クエバス

・キウム 1- 2 SK(コチョク)

 勝:キム テフン

 敗:チョ サンウ

・サムスン 3- 1 NC(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:ク チャンモ

・KIA 2- 7 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:ターナー

・ロッテ 3- 2 ハンファ(ウルサン)

 勝:コ ヒョジュン

 敗:アン ヨンミョン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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