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リーグ1の三塁打を放つ阿部慎之助門下生の捕手 今季5本目が決勝打に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
タイムリー三塁打のパク・セヒョク(写真:トゥサンベアーズ/初報から差し替え)

26日の韓国KBOリーグは2試合が雨で中止。3試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場でのトゥサンベアーズロッテジャイアンツの試合はトゥサンが11-8で勝利。トゥサンは連敗を止め、首位SKとゲーム差なしの2位のまま変わりません。7位ロッテは3連敗です。

この試合、7番のパク・セヒョク選手が3安打2打点と活躍。ホームランが出ればサイクルヒットでした。2回裏、1死一、二塁での一塁手の右を抜くライトへの2点タイムリー三塁打が決勝打になっています。

パク・セヒョク選手の三塁打数はリーグトップ。昨年までは2016年の1本のみでしたが、今年は既に5本記録しています。

トゥサンは昨季まで正捕手を務めたリーグを代表する捕手、ヤン・ウィジ選手がオフにNCダイノスにFA移籍。大きな責任を背負う今年はキャンプを前に、阿部慎之助選手(巨人)と自主トレを行いました。

(関連記事:阿部慎之助との日々のLINEが刺激に 新正捕手目指すトゥサンの29歳

ヤン・ウィジ選手の後釜としてトゥサンのマスクをかぶっているパク・セヒョク選手。ここまで打率3割1分4厘とその穴を感じさせない活躍を見せています。

以下が3試合の結果です。

◇4月26日(金)の結果

・トゥサン 11- 8 ロッテ(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:トンプソン

・キウム 8- 4 KIA(コチョク)

 勝:イ スンホ

 敗:ヤン ヒョンジョン

・KT 0- 2 SK(スウォン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:キム ミン

・サムスン 中 止 LG(テグ)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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