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キム・ハソン、パク・ピョンホで決着 役者が揃ってキウム快勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝タイムリーのキム・ハソン(写真:キウムヒーローズ)

30日、韓国KBOリーグは全5試合が17時開始のナイトゲームで行われました。

コチョクスカイドームでのキウムヒーローズSKワイバーンズの対戦は接戦で終盤へ。

1-1で迎えた7回表、SKは無死で勝ち越しの走者が一塁に出塁すると、キウムの2番手ハン・ヒョンヒ投手が一塁へ牽制球。当初、塁審の判定はセーフもビデオ判定の結果、判定が覆りアウトとなって、試合の流れはキウムへと傾きました。

その裏、キウムは1死から1番イ・ジョンフ選手が左中間への二塁打で出塁すると、続くソ・ゴンチャン選手のライトフライで三塁へ。2死三塁となったところで、3番のキム・ハソン選手がレフトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、キウムは勝ち越しに成功しました。

さらに4番のパク・ピョンホ選手が初球を左中間へタイムリーヒット。キム・ハソン選手が還って、キウムは3-1と2点をリードしました。

キウムは8回をキム・サンス投手、9回をチョ・サンウ投手がSK打線をいずれも3人で抑えてゲームセット。キウムが3-1で勝利し、チョ・サンウ投手は今季3セーブ目を挙げました。

以下が全5試合の結果です。

◇3月30日(土)の結果

・LG 1- 7 ロッテ(チャムシル)

 勝:キム ウォンジュン

 敗:ケリー

・キウム 3- 1 SK(コチョク)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:パク チョンベ

・KT 6- 2 KIA(スウォン)

 勝:アルカンタラ

 敗:ターナー

・ハンファ 13- 5 NC(テジョン)

 勝:チャド・ベル

 敗:ルチンスキ―

・サムスン 2- 4 トゥサン(テグ)

 勝:イ ヒョンボム

 敗:ウォン テイン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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