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オープン戦開始 王者SKは元ヤクルトのジェフンが初登板。ロマックが一発放つも敗戦<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
米マイナーから日本を経て、韓国球界入りしたハ・ジェフン(写真:SKワイバーンズ)

韓国KBOリーグは12日からオープン戦がスタート。全5試合が行われました。

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クァンジュではKIAタイガースが昨季のチャンピオンチーム・SKワイバーンズを迎えての対戦。

SKの先発マウンドにはエースのキム・グァンヒョン投手が上がり、KIA打線に対し、4回を投げ被安打1、無失点。

2番手には2016年に東京ヤクルトに外野手として在籍し、昨年まで四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスでプレーしていたハ・ジェフン投手(日本での登録名はジェフン)が登板しました。

1イニング、打者5人と対戦したハ・ジェフン投手はヒットと四球を許すも、2つの三振を奪って無失点。韓国での実戦初登板を終えました。

試合は4-1でKIAが勝利。SKの得点は7回表、4番のロマック選手が6回から登板のKIAのエース、ヤン・ヒョンジョン投手から放ったレフトへのソロアーチのみでした。

以下が全5試合の結果です。

◇3月12日(火)のオープン戦の結果

・キウム 4- 1 LG(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ウィルソン

・ハンファ 3- 2 トゥサン(テジョン)

 勝:キム イファン

 敗:ホン サンサム

・サムスン 13- 12 KT(テグ)

 勝:キム スンヒョン

 敗:チュ グォン

・KIA 4- 1 SK(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:キム テクヒョン

・ロッテ 6- 4 NC(サンドン)

 勝:ラリー

 敗:ク チャンモ

⇒ 2019年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可と、スポーツ朝鮮からの記事協力を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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