LG選手、豪キャンプから帰国後にソウルで飲酒運転 任意引退処分に<韓国KBOリーグ>
LGツインズは24日、同日午前にソウル市内で飲酒運転により摘発されたユン・デヨン内野手(25)を、任意引退処分としたと発表しました。
ソウル・カンナム(江南)警察署によるとユン・デヨン選手はオーストラリアでの1次キャンプから帰国した23日、明け方まで酒を飲み、その状態で車の運転席にいたところを摘発されました。
場所はLGの本拠地・チャムシル(蚕室)球場から程近いカンナム区サムソン(三成)洞のコエックス前の7車線の道路。ユン・デヨン選手が車中で寝ていたところを巡回中の警察官が声を掛けました。
ユン・デヨン選手は警察官が起こすと踏んでいたブレーキが離れ、車は前に止めたパトカーに接触しました。
(映像:チャンネルA ニュース)
取り調べの際のユン・デヨン選手の血中アルコール濃度は免許取り消しにあたる0.106%で、ユン・デヨン選手は容疑を認めた後、帰宅しました。
LG球団によるとユン・デヨン選手は26日から行われる沖縄での2次キャンプのメンバーから外れたことで、帰国後に酒を飲んだことが明らかになっています。
LG球団はオーストラリアでのキャンプでカジノに出入りした選手が一般客に盗撮され、インターネット上に公開された件に続く今回の問題について、ファンに向けた謝罪文を公式ホームページ内に掲載しています。
ユン・デヨン選手は2013年にNCダイノスに入団後、16年にLGに移籍。昨季初めて1軍出場を果たし、11試合に出場、打率2割1分7厘、0本塁打、3打点という成績でした。
LGは26日から沖縄・うるま市の石川野球場で2次キャンプを行います。