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日本代表98キャップの大野均、ワールドカップ目前の現代表へ何語る?【ラグビー旬な一問一答】

向風見也ラグビーライター
192センチ、105キロ。写真は2016年の日本代表対スコットランド代表戦(写真:つのだよしお/アフロ)

 日本代表として最多となる98キャップ(代表戦出場数)を誇る大野均が、2019年のワールドカップ日本大会へ臨むナショナルチームへエールを送った。

 大野は福島県出身の41歳。地元の郡山市にある日本大学工学部のラグビー部で競技を始めながら、東芝入社4年目の2004年に日本代表デビュー。4年に1度のワールドカップへは前回まで4大会連続で出場している。話をしたのは、トップリーグカップに出場中だった7月。特に熱を込めたのは、同世代の同ポジションの選手について語る時だった。

 以下、共同取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。

――ワールドカップ関連のイベントにたくさん出演されています。

「まずは選手としてグラウンドで結果を出すことにフォーカスしています。ただ、イベントも呼んでもらえないことには参加できない。呼んでもらえることを光栄に感じ、できるだけ協力したいと思っています」

――ワールドカップへの盛り上がり、どう感じますか。

「皆さんがワールドカップを楽しみにしていると感じます。イベントをしていても、『ラグビー選手って大きいな』『ラグビーボールに触れて楽しいな』と帰ってくれています。こういう機会をもっと増やし、いい雰囲気を作ってワールドカップを迎えたいです」

――日本代表について。

「この間の週末、クラブハウスでリーチ(マイケル=現日本代表キャプテンで大野と同じ東芝所属)から『練習は厳しいけれど、いい方向に進んでいる』と言われました。別の選手は部屋飲みの動画を送ってきてくれました。厳しいなかでも、いい雰囲気で合宿を進めていると感じました。経験値に関しては、いままでのワールドカップに出場してきたどの日本代表も高い(前回イングランド大会では歴史的3勝を挙げている)。そこにハードワークが加われば…」

――現代表には、38歳のトンプソン ルーク選手も参加しています。同世代のロックとしていかがですか。

「最初のスコッドに入った時に連絡をもらいました。先日もテレビの特集で観ました。頑張って欲しいですね」

――「トモさん」ことトンプソン選手は、ことあるごとに大野選手の名前を挙げています。

「嬉しいですね。一応、自分が代表の最年長キャップを持っていますが、それを塗り替えられるのはトモしかいない。トモに是非、塗り替えて欲しいです」

 日本代表は7月27日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムでフィジー代表とのパシフィック・ネーションズカップ初戦をおこなう。

ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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