U-24日本代表で躍動した久保建英が、なぜヘタフェでスタメンになれないのか?

(写真:ムツ・カワモリ/アフロ)

称賛の嵐から一転、現実を突き付けられている。

インターナショナルウィークでU-24日本代表に招集された久保建英は躍動した。アルゼンチン代表との2試合、とりわけ2戦目では好パフォーマンスを見せた。実質トップ下に入り自由にプレーする久保にアルゼンチン守備陣は手を焼いた。

U-24代表に招集された久保
U-24代表に招集された久保写真:西村尚己/アフロスポーツ

だがヘタフェに戻った久保に与えられたのはベンチの座だった。

リーガエスパニョーラ第29節、ヘタフェは1部残留争いの直接的なライバルであるオサスナと対戦した。ホセ・ボルダラス監督は基本布陣【4-4-2】ではなく【4-2-3-1】を採用したが、スタメンに「Take」の名前はなかった。

この試合に大きなニュースはなかった。負傷で長期離脱を強いられたオサスナのチミー・アビラが435日ぶりに復帰したのが最大のトピックであった。スペイン『マルカ』では「鏡合わせのような試合が準備された。ごくわずかなフットボールと、多くの退屈が詰まっていた」と試合内容が酷評されている。

オサスナ戦でベンチスタートとなった久保
オサスナ戦でベンチスタートとなった久保写真:ムツ・カワモリ/アフロ

「オサスナは非常にコンパクトでハードワークをするチームだ。試合の終盤は難しかった。我々は規律を守り、チャンスをつくった。だが拮抗したゲームになると思っていた。勝利してもおかしくなかったが、引き分けは妥当だ」と試合後にボルダラス監督は語っている。

■久保中心のチーム

さて。本題に入ろう。

久保である。

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リーガエスパニョーラは「戦術の宝庫」。ここだけ押さえておけば、大丈夫だと言えるほどに。戦術はサッカーにおいて一要素に過ぎないかもしれませんが、選手交代をきっかけに試合が大きく動くことや、監督の采配で劣勢だったチームが逆転することもあります。なぜそうなったのか。そのファクターを分析し、解説するというのが基本コンセプト。これを知れば、日本代表や応援しているチームのサッカー観戦が、100倍楽しくなります。

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フットボールライター/戦術分析家 東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。カンプ・ノウでメッシの5人抜きを目の当たりにして衝撃を受ける。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。『Foot! MARTES』出演中。

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