梅雨前線の活動が活発になり、九州では雨が強まっています。午前11時までに観測された1時間雨量は、熊本県山江村で54ミリ(~10:14)、熊本県水俣市で49.5ミリ(~06:33)、球磨村で44.5ミリ(~10:06)など、局地的には非常に激しい雨が降っています。

午前11時現在、熊本県天草・芦北地方や鹿児島県薩摩地方には、土砂災害警戒情報が出ています。土砂災害の危険度が高まっている地域がありますので、厳重な警戒をしてください。

あす朝にかけて大雨のおそれ

20日(木)の雨の予想(提供:ウェザーマップ) 
20日(木)の雨の予想(提供:ウェザーマップ) 

梅雨前線は今夜にかけて対馬海峡に北上し、前線上の低気圧が発達しながら九州に近づく見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。

九州北部では、あす明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。熊本県を中心に15日~17日の大雨で地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

また、今夜対馬海峡まで北上した前線は、あすになると再び九州南部を南下する見込みです。九州南部ではあす朝にかけて、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。

土砂災害に厳重警戒 危険な場所には近づかないで

20日(木)午前11時の土壌雨量指数(提供:ウェザーマップ)
20日(木)午前11時の土壌雨量指数(提供:ウェザーマップ)

これまでに降った雨の影響で、土砂災害の危険度が高まっています。土の中の水分量を示す土壌雨量指数は鹿児島県から熊本県、宮崎県で高くなっていて、熊本県天草・芦北地方や鹿児島県薩摩地方には、土砂災害警戒情報が出ています。避難指示が出ている地域もありますので、安全の確保に努めてください。

また、避難の情報が出ていなくても、大雨の影響で地盤が緩んだり、川が増水している所もあります。崖や川には近づかないようにしてください。また、田んぼや農業用用水路を見に行くことも大変危険です。先日17日に大雨になった熊本県では、畑の様子を見に行った女性が行方不明になっています。

これから大雨のピークを迎える所もあります。危険な場所には絶対に近づかず、今後も最新の気象情報や、自治体からの情報に注意をしてお過ごしください。