あすは春分 九州では桜咲き進む催花雨に 各地の見頃は?

河津桜とヒヨドリ (先週 福岡県北九州市で筆者撮影)

あすは二十四節気の一つ春分です。春分の日は国民の祝日で「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。次第に昼の時間も長くなり、麗らかな春の日差しや元気よくさえずる鳥たちが、どこか明るい気持ちにさせてくれます。

九州では、例年春分を過ぎた頃に桜が咲き始めますが、今年はすでに全ての県で開花しています。週末の暖かな雨で更に咲き進み、来週には見頃を迎える所が多いでしょう。

開花日・満開予想日 (ウェザーマップの予測を元に筆者作成)
開花日・満開予想日 (ウェザーマップの予測を元に筆者作成)

今年は暖かい日が多く、各地で桜の開花が早まっています。平年と比べると10日前後早い開花で、福岡と長崎では1953年の統計開始以来最も早くなりました。また、佐賀でも最早タイの開花です。

見頃の時期も例年より早くなる見通しで、福岡は早くも来週月曜日に満開を迎える見通しです。長崎や佐賀も、来週が見頃のピークとなるでしょう。4月には花吹雪へと変わりそうですから、今年の桜は早めに楽しむのが良さそうです。

週末の雨で更に咲き進む

週間天気と予想最高気温 (提供:ウェザーマップ)
週間天気と予想最高気温 (提供:ウェザーマップ)

この週末は、低気圧や前線の影響で広く雨が降るでしょう。前線が通過する20日(土)の夕方以降は、雷を伴い激しく降る所があるかも知れません。ただ、警報級の大雨になることはない見込みです。

この時期に降る雨は、花を育て開花を促す雨として、催花雨や育花雨、養花雨と呼ぶことがあります。また、春の季語である「花の雨」は、桜の花に降る雨です。

桜の花はまだ咲き始めですから、今回の雨や風で全て散ってしまうことはないでしょう。恵みの雨とともに桜が咲き進み、来週は青空の下、綺麗な姿を見せてくれそうです。ただ、晴れる22日(月)は気温が下がり、花冷えとなります。22日(月)は福岡の満開予想日ですが、暖かくして桜を愛でてみてください。