20日は大寒 続く寒さから一転、九州には高温情報も

福岡県英彦山の四王寺滝 先週撮影 (提供:早田真智子さん)

20日(水)は二十四節気の1つ「大寒(だいかん)」です。1年の中で最も寒さが厳しい頃とされ、年間の最低気温が観測されることも多い時期です。上の写真は福岡県の英彦山にある四王寺滝で、厳しい寒さが素晴らしい氷瀑を生み出しています。

また、フキの花が咲き始めるのもこの季節です。大寒の初候は「款冬華(ふきのはなさく)」、凍てついた地面からフキノトウが顔をのぞかせます。

1月中旬までは平年を下回る寒さ

1月18日までの前20日間平均気温 (出典:気象庁)
1月18日までの前20日間平均気温 (出典:気象庁)

この冬は度々強い寒気が流れ込み、1月上旬には九州では珍しいくらいの大雪となりました。また、1年で最も寒いとされる大寒を前に、記録的低温も観測されています。記事冒頭でご紹介した英彦山がある福岡県添田町では、1月9日に-7.5度まで冷え込み、観測史上最低気温を更新しました。

こうした寒波の影響もあり、18日(月)までの前20日間平均気温は、九州全地点で平年を2度前後下回っています。20日(水)の朝も、九州全域で平年を下回る厳しい冷え込みとなる見込みで、内陸部や山沿いでは、水道管の凍結にも注意が必要です。

大寒過ぎると気温上昇

週間天気と予想最高気温 (提供:ウェザーマップ)
週間天気と予想最高気温 (提供:ウェザーマップ)

ただ、この寒さが長く続くわけではなさそうです。20日(水)以降は上空に暖気が流れ込み、週末にかけて九州の上空1500m付近は平年より10度くらい気温が高くなるでしょう。この影響で、しばらく平年より気温の高い状態が続き、21日(木)は各地で15度~17度くらい、22日(金)には宮崎で今年初の20度超えが予想されています。

3月~4月並みの気温となるため、山沿いを含めて雪ではなく雨で降る見通しで、冬の乾いた空気を潤す恵みの雨となりそうです。

高温に関する早期天候情報も

高温に関する早期天候情報 (出典:気象庁)
高温に関する早期天候情報 (出典:気象庁)

高温は今週にとどまらず、来週にかけても続く見通しです。1月24日(日)頃からの5日間平均気温は、九州で平年比+2.5度以上とかなり高くなることが予想さています。気象台からは高温に関する早期天候情報が発表されていて、1月末にかけて気温の高い状態が続く見込みです。

これまでの厳しい寒さから一転、しばらくは比較的過ごしやすい気温となりそうです。

ただ、2月にはまた寒さが戻る予想が出ていますので、この先も気温の変化にご注意ください。