九州 週末は気温大幅ダウン ヒートショックに要注意

15日(金)の最高気温 15時現在 (提供:ウェザーマップ)

きょう15日(金)は日差しと暖かい南風の影響で、九州各地で気温が上がっています。宮崎県串間市で19.5度、鹿児島市で19度を観測している他、福岡市でも17.5度と4月上旬並みの陽気です。ただ、週末には再び寒気が流れ込み、真冬並みの寒さに戻るでしょう。一気に冷え込むこの週末は、ヒートショックにも一層注意をしてください。

週末は真冬の寒さ戻る

週間予報と最高気温 一桁は青で表示(提供:ウェザーマップ)
週間予報と最高気温 一桁は青で表示(提供:ウェザーマップ)

今夜遅くからあす16日(土)の朝にかけて、九州では一時的に雨が降る見込みで、この雨を境に寒気が流れ込むでしょう。あすの最高気温は平年より高い所が多いものの、寒気の影響を受けて気温は右肩下がりで、夜にかけて寒くなりそうです。

17日(日)は各地真冬並みの寒さとなり、きょうと比べると10度以上気温の下がる所があるでしょう。朝晩の冷え込みも強まり、週明けにかけて内陸部中心に、最低気温は氷点下という所もありそうです。

急激な温度差によるヒートショックに注意

急激な温度差が負荷に
急激な温度差が負荷に提供:kagehito.mujirushi/イメージマート

さて、強い冷え込みが予想されるこの週末は、ヒートショックにも注意が必要です。ヒートショックとは温度の急激な変化が体に与えるショックのことで、心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがあります。寒さが厳しい冬場は、家の中でも場所によってかなりの温度差が生じることがあり、お風呂場など、気温が低い脱衣所と温かい湯船との温度差で起こることもあります。

1月は特に危険性が高まる時期

入浴中の事故は冬季が多い (消費者庁の資料を基に筆者作成)
入浴中の事故は冬季が多い (消費者庁の資料を基に筆者作成)

令和元年では、高齢者の浴槽における死亡者数が4900人に上っていて、平成20年と比べると約10年でおよそ1.5倍に増加しています。このうち発生月が分かっている事故に関しては1月が最も多く、次いで12月・2月と、冬場に発生した事故がおよそ半数を占めている状況です。リスクを減らし安全に入浴するためにも、以下のポイントを心掛けてください。

ヒートショック対策

①入浴前に脱衣所・浴室を暖める

②湯温41度以下 つかるのは10分まで

③浴槽から急に立ち上がらない

④食後すぐや飲酒後は避ける

⑤入浴前に家族に一声かける

ヒートショック対策の基本は、急激な温度差を減らすことです。浴室に暖房設備がない場合には、浴槽の湯をかき混ぜて、暖かい蒸気を充満させるなど、工夫をすると良いでしょう。また、血圧が下がっている食後すぐの入浴は、なるべく避けるようにしてください。

ヒートショックは、持病がない場合や前兆がない場合でも起こる恐れがあります。寒さが厳しい今の時期は、特に注意をしてください。

【参考】

消費者庁 消費者への注意喚起 2020年度

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_042/

STOP!ヒートショック https://heatshock.jp/