中秋の名月 九州は広く月見日和

今年の中秋の名月は10月1日(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

 九州では爽やかな秋晴れが続いています。10月1日の『中秋の名月』も、澄んだ夜空に綺麗な月が楽しめるでしょう。この先の天気と共に、秋月についてお伝えします。

秋色深まる 朝は一桁の冷え込みに

9月29日(火)の最低気温 (提供:ウェザーマップ)
9月29日(火)の最低気温 (提供:ウェザーマップ)

 秋分を過ぎ、秋の夜長が始まっています。朝晩の冷え込みも強まり、29日(火)は熊本県阿蘇乙姫で8.6℃、大分県湯布院で9.7℃まで下がりました。一方で、日中の気温は多くの地点で25℃を超え、汗ばむ陽気となっています。

 1日の寒暖差が大きくなるのは秋の特徴です。一般的に気温が5℃違うと、洋服1枚分体感が変わるとされています。朝晩は羽織り物、日中は半袖など、脱ぎ着しやすい洋服で調節し、体調を崩さないようお気をつけください。

天気は爽やかな秋晴れ カラッとした陽気

九州各県の週間天気予報 (提供:ウェザーマップ)
九州各県の週間天気予報 (提供:ウェザーマップ)

 天気は爽やかな秋晴れの日が多くなるでしょう。良く晴れた29日(火)の最小湿度は、佐賀市で36%、熊本市で42%まで下がっています。この先も晴れた日はカラッとした陽気になりそうです。

 一方、にわか雨の可能性があるのは30日(水)です。上空に寒気を伴った気圧の谷が通過する影響で、一時的に雨が降る見通しです。また、週末も晴れ間はありますが、やや雲が出やすいでしょう。こちらも最新の予報をご確認ください。

お月見ウィーク 中秋の名月も楽しめそう

 冷え込みが強まるのに加え、晴れて空気が乾燥するということは、お月見にぴったりの天気になるということです。冷え込むことで対流が起こりにくくなり、チリやほこりが舞いにくくなります。さらに、空気が乾燥すると空気中の水蒸気量が少なるため、見通しも良くなります。澄んだ夜空に綺麗な月が輝くでしょう。

お月見カレンダー (イラスト提供:森本ユリカ)
お月見カレンダー (イラスト提供:森本ユリカ)

 今年の中秋の名月は10月1日(木)、満月は2日(金)です。中秋の名月・十五夜以外の月にも様々な名前が付いていて、昔から親しまれています。

 まず中秋の名月の前夜は、名月を待つ待宵です。十五夜の次は、十六夜・立待月・居待月・寝待月と続きます。これは月の出が次第に遅くなることから付いた名前で、お月様を立って待つか座って待つか、寝て待つかが由来です。また、十六夜はためらいを意味していて、十五夜より月の出がやや遅く、ためらうように夜空にのぼることからそう呼ぶようになったと言われています。

 中秋の名月は、秋の長雨で見られない年もありますが、今年は晴天傾向が続き、お月見日和となりそうです。ぜひ暖かくして綺麗な月を楽しんでみてください。