九州ようやく梅雨明け 真夏の暑さ到来 35℃以上の猛暑日も

7月30日(木)の福岡県北九州市 筆者撮影

九州南部・北部ともに梅雨明け

 28日(火)には九州南部で梅雨明け、今日30日(木)は九州北部で梅雨明けとなりました。九州南部は平年より2週間遅く、九州北部も平年より11日遅い夏の到来です。

今年の梅雨は記録的豪雨 涼しい7月に

7月6日(月)の福岡県大牟田市の様子 (提供:庄村拓也さん)
7月6日(月)の福岡県大牟田市の様子 (提供:庄村拓也さん)

 記録的豪雨に見舞われた今年の梅雨。期間総雨量は広い範囲で平年を上回り、九州では川の氾濫や浸水被害、土砂災害などが相次ぎました。被災地では今も懸命の復旧作業が続いています。

梅雨の期間総雨量(平年比)

▼福岡  1114.5ミリ(233%) 

▼佐賀  1624.5ミリ(270%)

▼長崎  1299.0ミリ(239%) 

▼熊本  1359.5ミリ(189%)

▼大分   886.0ミリ(191%) 

▼宮崎  1028.0ミリ(145%)

▼鹿児島 1525.0ミリ(206%)

 気象庁がまとめた観測記録によると、7月上旬の全国各地点の総雨量は、おととしの『西日本豪雨』の記録を超えて観測史上最多となりました。さらに1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降った回数は82回と、こちらも観測史上最多です。

 また、長く続いた梅雨の影響で気温は平年を下回った日が多くなりました。九州の昨日までの30日間平均気温は、北部で平年より0.9℃~2.0℃低く、九州南部では平年並みか最大で1.8℃低くなっています。

梅雨明け後は気温上昇 8月は厳しい暑さに

九州各県の週間予報 提供:ウェザーマップ
九州各県の週間予報 提供:ウェザーマップ

 大雨と涼しさから一転、梅雨明け後は一気に猛暑がやってきます。30日(木)午後3時までの最高気温は、大分県犬飼で35.6℃、宮崎県西米良で35.3℃など、各地で猛暑日となっています。明日以降も気温の高い状態は続く見込みで、熊本では連日35℃の予想です。

九州北部の一か月予報 出典:気象庁
九州北部の一か月予報 出典:気象庁

 高温傾向は少なくとも8月いっぱい続く見通しです。最新の1か月予報では、九州付近は夏の太平洋高気圧に覆われやすく、上空には暖かい空気が流れ込む予想です。

 このため天候は晴れる日が多い見込みで、気温は平年よりも高くなるでしょう。特に8月中旬~下旬にかけて高温となる可能性が高く、厳しい暑さに警戒が必要です。

 今年の夏はマスクの着用により、熱中症のリスクが一層高まるおそれがあります。喉が渇く前にこまめな水分補給を心掛け、汗をかいた場合には塩分も忘れずに補給するようにしましょう。また適切にエアコンを使用するなど、室内で過ごす場合も十分お気をつけください。