
水島宏明
上智大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
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1957年生まれ。東大卒。札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー『母さんが死んだ』や准看護婦制度の問題点を問う『天使の矛盾』を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任。日本テレビで「NNNドキュメント」ディレクターと「ズームイン!」解説キャスターを兼務。『ネットカフェ難民』の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。2012年から法政大学社会学部教授。2016年から上智大学文学部新聞学科教授(報道論)。放送批評誌「GALAC」編集長。近著に「内側から見たテレビーやらせ・捏造・情報操作の構造ー」(朝日新書)、「想像力欠如社会」(弘文堂)
記事一覧
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- 読売テレビ『ten.』の「不適切取材」 なぜ報道番組が間違えたのか
- 読売テレビ『ten.」で一般人の性別を確認する人権侵害シーンを放送した後でコメンテーターは「報道番組なのに」と抗議した。人権問題に人一倍敏感であるはずの報道番組が間違えた背景に以前からの心配があった。
- 5/19(日) 8:25
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- なぜテレビは他社の「不適切な取材・放送」を報じないのか 読売テレビの件で考える
- 読売テレビ『ten.』が一般人の性別を確認するなどプライバシーを侵害する取材を行った件で責任者が番組に登場して謝罪した。新聞やラジオ、ネットは報道したのにテレビ各社は完全に黙殺した。一体なぜなのか。
- 5/14(火) 8:00
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- 読売テレビ『ten.』の”不適切取材” TBS『ビビット』の悪のりホームレス取材との類似点と相違点
- 関西の読売テレビが報道番組「ten.」でセクシュアリティにかかわる不適切な取材と放送を行って問題化した件。2年前のTBS『ビビット』のホームレス偏見放送に酷似し、テレビ報道がもつ課題が可視化された。
- 5/13(月) 9:15
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- 「メディア・イベント」としての改元 テレビが伝えた「ことほぐ」言葉
- メディア研究で使う「メディア・イベント」という言葉がある。社会の中心的な価値観や集団的な記憶につながるものを呼ぶ。「改元」と「一般参賀」はまさに「メディア・イベント」として日本人を統合したのか?
- 5/12(日) 15:35
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- 「令和」の”国力”をアップさせるためサンデーモーニングが投げかけたこと
- 令和になってテレビの構想力の欠如が目立っている。「令和」という時代がこういう方向に進んでいくはずだという見通しを示す報道が驚くほど少ない。TBS「サンデーモーニング」は令和に日本の”国力”を特集した。
- 5/5(日) 18:26
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- 「天皇は象徴?元首?」憲法記念日にTBSが問いかけたこと
- テレビが生中継した天皇の退位と即位。その存在を日本国憲法は「象徴」だとするが、自民党が以前発表した憲法改正草案は「元首」と明記し、改正論議でも焦点の一つになりそうだ。TBSは関係者に真意を聞いた。
- 5/4(土) 17:02
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- 「女性天皇・女系天皇」をテレビはどう報じたのか【テレ朝「報ステ」”もう遅すぎる!”】
- 天皇即位の5月1日、テレビ各局は新天皇の姿を中継してニュース番組等で即位を特集したが皇位継承順位を図で解説する局しない局と対応がわかれた。テレ朝「報ステ」は”もう遅すぎる”と危機感を強調した。
- 5/4(土) 1:30
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- 「女性天皇・女系天皇」をテレビはどう報じたのか【TBS「NEWS 23」は”首相の怠慢”と伝えた】
- 天皇即位の5月1日、テレビ各局は新天皇の姿を生中継して特番やニュース番組で即位を特集した。だが内容は皇位継承順位を図で解説した局と解説しない局に対応がわかれた。TBSの「NEWS23」はどう伝えたか。
- 5/3(金) 22:15
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- 「女性天皇・女系天皇」をテレビはどう報じたのか【テレビ東京】
- 天皇即位の5月1日、テレビ各局は新天皇の姿を生中継して特番やニュース番組で即位を特集した。だが内容は皇位継承順位について解説した局、しない局に二分された。後者は女性天皇・女系天皇の議論を避けたらしい。
- 5/3(金) 19:23
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- NHKニュース 令和の「家族のカタチ」は"血や戸籍にこだわらない”
- 元号が一新してどんな時代になるのか伝え方をみれば番組の問題意識が見える。NHKの看板報道番組「ニュースウォッチ9」が示したのは同性カップルや特別養子縁組の家族など血や戸籍にこだわらない家族像だった。
- 5/2(木) 20:08
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- 平成最後の「報ステ」が伝えた”陛下の3つの服装スタイル”
- 元号の変わり目こそ、各テレビ局やそれぞれのニュース番組が何をどう伝えるのかを観察するまたとない機会だ。テレビ朝日「報道ステーション」は平成最後の放送で平成の天皇皇后両陛下の「服装」の変化に着目した。
- 5/2(木) 11:22
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- 改元特番でNHKだけが伝えた”不都合な真実”
- 前例のない象徴天皇の退位と即位の手続きをテレビ各社が放送している。各局とも元号が変わる瞬間をカウントダウンで生中継するなど改元報道一色だが、民放があえて触れようとしない問題をNHKが真正面から伝えた。
- 5/1(水) 17:22
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- 説明しないのはわざと? NHKニュースが何を伝えたいか意味不明な報道
- 「政権への忖度か?」との指摘が相次ぐNHKニュース。安倍首相の靖国神社への供え物奉納の報道を見ても不自然だ。何がニュースなのか視聴者にわからない。民放と比べても故意にわかりにくく報道しているのか?
- 4/22(月) 1:26
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- 「児童虐待」を模倣させないため テレビでの伝え方を真剣に考えてほしい
- 痛ましい児童虐待が相次ぐ。テレビ報道では、相談や介入の最前線となる児童相談所の改善策より「どういう行為」で子供を虐待したのかという「くわしい手口」ばかり伝えられている。模倣を招きかねない危険な報道だ。
- 3/30(土) 4:56
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- 「ナベツネ盟友のあの人なら…」日テレ「イッテQ!」問題で聞こえる「もしも」の声 *社長会見後に追記
- 日テレの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」の「世界の祭り」コーナーの疑惑。文春報第2弾でラオス橋祭りの他、タイのカリフラワー祭りにも疑惑が発覚。後手に回る日テレの対応に昔の辣腕経営者を懐かしむ声が。
- 2018/11/15(木) 8:18
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- 「イッテQ!」疑惑 BPOによる報告要請で今後どうなる?
- 週刊文春がスクープした日テレの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」の”でっち上げ”疑惑でついに放送のお目付け機関であるBPO(放送倫理・番組向上機構)が動き出した。その重みと今後の展望はどうなるのか。
- 2018/11/10(土) 0:20
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- 「イッテQ」疑惑をテレ朝「モーニングショー」が検証したらクロ!
- 8日発売の週刊文春がスクープとして報じた日テレの人気番組「イッテQ!」をめぐる”でっち上げ”疑惑。日テレが否定する見解を出したが、今度はテレ朝「モーニングショー」が現地取材で検証。結果はクロだった。
- 2018/11/9(金) 19:06
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- 「イッテQ」やらせ疑惑を暴いた文春砲のインパクトは?
- 日テレの「世界の果てまでイッテQ!」はイモトアヤコらを人気者にした超人気番組だ。日曜夜に視聴率も常時20%前後を記録するお化け番組。子どもも多く見ているこの番組でヤラセ疑惑があると文春砲が火を噴いた。
- 2018/11/7(水) 18:23
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- 「”派遣切り”再びのおそれ」をNHKが報道した背景
- リーマンショックで仕事と家を同時に失う人が続出して街では路頭に迷う人たちがあふれた「派遣切り」。その年末に日比谷公園に出現した10年前の「派遣村」に近い危機だとNHKがニュースで警告した。その背景は?
- 2018/10/15(月) 6:22
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- 「働き方改革」が報道劣化を招く!?東海テレビのドキュメンタリーが描く”矛盾”
- ドキュメンタリー番組を映画化して定評のある名古屋の東海テレビがまたしても「話題作」を世に問うた。「衝撃作」あるいは「問題作」と呼んでいい。「働き方改革」等で報道現場が劣化しつつある現状を等身大に描く。
- 2018/10/9(火) 9:23
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- LGBTのレギュラー出演者が民放ニュースで初登場! 有働由美子の”攻める”「news zero」
- 有働由美子キャスターの最初の週が終わった日テレ「news zero」。有働さんのキャラを生かした従来ない「攻め」の姿勢が随所に見える。特にLGBT当事者の日テレ社員をコメンテーターへの起用は仰天した。
- 2018/10/7(日) 2:30
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- ニュースキャスターの新しい形?「オオサンショウウオ」と自虐した有働由美子の凄み
- 元NHKの有働由美子の「news zero」初日は違和感がないものだった。その後の番組でマツコ・デラックスも褒めたが、自分の「すっぴん」をある生物にたとえて暴露し、新しいキャスター像を印象づけた。
- 2018/10/2(火) 9:17
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- 「半分、青い。」はんぱない永野芽郁の”目の演技”
- 「半分、青い。」が終わった。早くもロスが始まったという人も多いだろう。話が急展開すぎてついていけないとの反応もあるが、高視聴率。視聴者を惹きつけた理由を考えてみると、永野芽郁の「目の演技」があった。
- 2018/9/30(日) 8:28
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- 性暴力うけた子どもの気持ちが痛かった。ドラマ「透明なゆりかご」が投げかけたもの
- 性暴力事件がこれほど「ニュース」で報道されても、詳細がテレビで描かれることは滅多にない。NHK「透明なゆりかご」では肉親からの性暴力被害に遭った女児の気持ちをリアルに描いた。ドラマの性教育版だ。
- 2018/9/26(水) 16:55
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- ドラマ「ケンカツ」、低視聴率でも支援者から好評のわけ
- 民放のゴールデンの連続ドラマで初めて生活保護ケースワーカーが主人公として登場したドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ)が終了した。視聴率は低迷したが、生活保護の現場を知る人の評価は高い。
- 2018/9/24(月) 22:11