「調剤室」は事務員ばかりという薬局!「極秘マニュアル」を入手!!

事務員用の「極秘マニュアル」

調剤薬局の知られざる闇を暴くシリーズ第3弾

上記の画像は、ある調剤薬局の”事務員向け”の極秘マニュアルだ。

今回、手書きのものとワープロ打ちされたものの両方を入手した。

調剤薬局の中には「調剤室」という場所がある。

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「調剤室」「画像」で検索すればたくさんの画像が出てくるが、ガラス張りの部屋で棚の中に薬品が並べられ、白衣を着た女性たちが薬を混ぜたり、袋に入れたり、その確認作業を行なったりする空間である。

今回、調剤薬局で働く人たちから寄せられた訴えのなかに驚くべきものがあった。

「『調剤室』に薬剤師がいない。代わりに事務員が作業している」というのだ。

ちなみに調剤薬局の事務の仕事とは何かを調べてみると、以下のように書いてある。

「調剤薬局事務の3つの業務」として

受付業務

受付で患者様から処方せんをお預かりし、患者様の保険情報を確認又はコンピュータへ登録し、薬剤師さんへ薬の処方を依頼します。

事務関連業務

会計では薬剤や指導・管理に対する費用を調剤報酬のルールにそって、点数算定又はコンピュータへ入力し、患者様から費用(一部負担金)の徴収を行います。

保険請求業務

毎月患者様ごとに、調剤報酬明細書を作成し保険請求を行います。

出典:ニチイ まなびネット

というふうに「調剤室」での仕事など出てこない。

一方、薬剤師の方はといえば、調剤室の中で白衣姿で働く写真が山ほど出ている。 

以下の「マイナビ薬剤師」のHPもその典型だ。

http://pharma.mynavi.jp/contents/carte/

「調剤室」のなかでは、様々な調剤が行なわれている。

医師による処方箋を元に、薬を薬品棚から取り出して、それを混ぜたり、錠剤をつぶして粉薬にして袋に入れていったり、塗り薬を作っていったり・・・。それらの一連の作業を「調剤」と呼ぶ。

私たちが薬局で手渡される「薬」は最初からあの形になっているのではない。

処方箋にもとづいて粉末にしたりする過程があった末に袋詰めされたりして初めて薬として手渡される。

これらの作業を行なうのは、資格を持った「薬剤師」でなければならないと薬剤師法で定められている。

出来上がった薬が最終的に間違いない安全なものかをチェックする作業は「監査」と呼ばれるが、当然ながらこれも資格を持った「薬剤師」でなければならない。

西日本を中心にした薬局チェーンでつい最近まで事務職員として働いていた女性A子さんが内部告発を寄せてくれた。

「薬剤室」に資格を持った薬剤室にやってくることは例外的にあるだけで、薬剤室でふだん作業を行なっているのは「事務員」だけだという。

A子さんは、事務員が薬剤室内で薬の調剤作業を行なうための「極秘マニュアル」を見せてくれた。

薬局の管理職が配布したワープロ打ちのもののほか、調剤薬局の中で講習を行なった時にメモしたマニュアルだが、通常、事務職員が触れるはずのない、「分包機」の使い方についても記してある。

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「分包機」とは、粉末状の薬を袋詰めするための機械のことだ。

「『自分で計った薬の計算量』と、 機械が測定した『秤量目標値』とが 合えば、それで分包機をスタートさせます。 その時ももちろん、調剤室には薬剤師は、いません」

とA子さんは言う。

「基本的に、通常の調剤業務は事務員まかせです。

支店によっては外から調剤作業が見えるような店の場合には、水剤の調剤だけは薬剤師にさせていますが、そうでないと調剤専門の事務員が水剤も全てしています」

「私は、軟膏の練り方を薬剤師の月刊冊子の中で勉強しました」

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「私の店でも薬剤師は投薬台にずっと座っているので、まったく調剤室には、シロップを作る時以外は入ってきません。 私達が、調剤している間に、薬剤師は、投薬後→電子薬歴を入力していますので、事務員が調剤している間に薬歴を入力しています」

「薬剤師が完全に調剤室にずっといる時間はありませんでした。 薬剤師はふだんは調剤室ではなく、店の方にいます。時間が余れば、中に入って来る店舗もありますが、ほとんど来ない店もあります」

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「他にもおかしな所は、 薬の在庫の管理も、全て事務員がしている点です。本当に薬剤師は、いてくれるだけで良い、という考えです」

調剤室の中で白衣を着て作業するのは無資格者ばかり・・・。

心証としては薬剤師法違反の「真っ黒」な薬局だといえる。

もちろん、こんな調剤薬局はごく例外だと思いたい。

実際、寄せられた訴えのなかにこういうものがあった。

「自分の調剤薬局は法令を遵守して、薬剤師以外には調剤業務をやらせないようにしています。だが、正直、薬剤師の高い人件費などがかさみ、薬局の世界は『正直者がバカを見る』という構図になっています」(東日本の調剤薬局の経営者)

実態として「無資格調剤」はかなり広がっていると見るべきだ。

しかも、大手のチェーン店で少なくないという印象を受ける。

それなのに行政が動かないのはどうしたわけだろう?

引き続き、この問題を取材していきたい。

それぞれの職場にあるはずの「極秘マニュアル」などの情報をお寄せいただきたい。

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