【速報】「あまちゃん」にギャラクシー大賞! 能年玲奈の「じぇじぇじぇ!」は聞かれず、三浦春馬に個人賞

人気脚本家・宮藤官九郎による脚本で、岩手県に生きる若者らが東日本大震災の痛手を涙と笑いで乗り越えていく様子が話題を呼んだドラマ「あまちゃん」。 

昨年4月~9月にNHKの朝の連続テレビ小説として放送され、能年玲奈、橋本愛ら若手俳優と薬師丸ひろ子、小泉今日子、宮本信子らのベテラン俳優陣による演技や劇中歌「潮騒のメモリー」などが話題を呼んだ。

能年が演じる主人公・天野アキが驚いた時に発する「じぇじぇじぇ」が流行語大賞に選ばれ、番組終了後には「あまロス」(ドラマにハマっていた人たちが番組の終了で生きがいを見失ってしまう状態)という現象をもたらすなど、2013年の最大のトピックのひとつになった。

6月4日夕方、NPO法人・放送批評懇談会が主催し、放送された優れたテレビ番組やラジオ番組、報道活動、CMなど部門ごとに贈られる「第51回ギャラクシー賞」の贈呈式が東京都内のホテルで行われた。テレビ部門の大賞が「あまちゃん」に贈られた。

「あまちゃん」は、6月2日に発表された放送文化基金賞でグランプリにあたる「本賞」には届かず、次の優秀賞に選ばれた。昨年10月の東京ドラマアウォード2013でも連続ドラマ部門でグランプリに選ばれたものの、ドキュメンタリーやバラエティ番組なども含めたテレビ番組全般から選ばれるコンクールではこれまで「大賞」とは無縁だった。

今回は「テレビの向こう側とこちら側を共感でつなぎ、被災地の人たちを含めて明るく楽しく、勇気づけるメッセージを伝えた。テレビの力を久しぶりに見せつけた画期的な事件といえる」(選考委員の一人)などと高く評価された。

「大賞」発表の瞬間、贈賞式会場で「あまちゃん」の音楽や映像が流れると思わず涙ぐむ出席者も目につき、変わらない人気ぶりを示していた。

会場では当初、主演の能年玲奈が出席して「じぇじぇじぇ!」のリアクションを見せてくれるのでは、という期待もあったが、能年はドラマのロケ中のため表彰式には出席せず、「じぇじぇじぇ!」の声を聞くことはできなかった。贈賞式ではスタッフ・出演者を代表してNHKの訓覇圭チーフプロデューサーがトロフィーを受け取った。

他にテレビ部門では、個人賞にフジテレビのドラマ「僕のいた時間」で好演した俳優の三浦春馬が受賞。三浦は映画「進撃の巨人」のロケ中のため欠席した。特別賞にNHKの「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたか」ジリーズ。優秀賞にはTBS「報道特集」のシリーズ秘密保護法案、中京テレビのドキュメンタリー「ニッポンの性教育~セックスをどこまで教えるか~」、テレビ朝日のドラマ「時は立ち止まらない」が選ばれた。