共同通信社記者などを経て一時渡米。未来を学問する"未来学"(Futurology/Futures Studies)の国際NGO世界未来学連盟(WFSF)日本支部を創設。主な執筆テーマはAI・ビッグデータ、未来学、移民・外国人、エネルギー。著書に『エネルギー業界大研究』、『電子部品業界大研究』、『AI・5G・IC業界大研究』(いずれも産学社)のほか、訳書に『Futures Thinking Playbook』。新潟県出身。お問い合わせ先ryuta373rm[at]yahoo.co.jp
記事一覧
- 多国籍バンド・ALI、遠くサウジで「呪術廻戦」のテーマ熱唱 「国籍も肌の色も関係ない」
「多国籍バンド」として活動し、「呪術廻戦」の曲で一躍有名になったALI。海外ファンも多く6月にサウジで初コンサートを開催。多様なバックグラウンドを持つメンバーの活躍は、日本社会の変容を物語ってもいる。
- 耳慣れない「節ガス」 要請検討の背景は? 家庭でできる対策は?
「節ガス」要請の検討が始まった。冬のガス最需要期に備え、官民で連携して議論を加速させたい考えだ。綱渡りが続くエネルギー需給、どう対処すべきか。耳慣れない「節ガス」について、現状と展望をまとめた。
- すぐそばにいる他者と深く知り合う 東京外大・国際理解サークル「くらふと」 多様性と向き合い20年
外国人観光客の受け入れが再開した。25年万博も控え、外国人との向き合い方、多様性を学ぶ機運が再び高まりそうだ。東京外大「国際理解教育ボランティア・くらふと」はコロナ禍と抗い、地道に活動を続けてきた。
- 来日4年、コロナ感染の中国人留学生は救急車で搬送された 狂った計画、帰れぬ祖国
コロナ禍により日本で学ぶ留学生は激減、既に日本で暮らす留学生も苦労が絶えない。「日本でドキュメンタリー番組を作りたい」と4年前に来日した肖さんは今年コロナに感染。孤独な闘病を経て、日本で夢を追いかける
- あの日、沖縄は外国だった 日本の中の「リトル沖縄」の歴史と今を見つめる ~本土復帰50年~
15日、沖縄が日本本土復帰50年を迎える。パスポート代わりの証明書が求められるなど、かつて沖縄は日本でなかった。米軍基地をはじめ問題が残り続ける沖縄。移民の歴史をコミュニティがある3地域から展望する。
- 日パキスタン国交70周年「関係は青天井」 日本在住者10年で2倍 震災支援や中古車、ハラールで貢献
日本とパキスタンの国交樹立70年を祝う式典が都内で開かれ、両国首脳のメッセージのほか、在日パキスタン人の歴史や実情が紹介された。企業関係者やパキスタン人らが集まり、友好関係の発展を誓い合った。
- 謎VチューバーがサイボーグVチューバーにAIで詞提供 グソクムシ系に実写系、バ美肉で賑わうVT市場
人気Vチューバー・キズナアイは今年活動を休止したが、その市場はメタバースの隆盛を背景に拡大が続く。その数は1.6万に上り、グソクムシ系など個性派が支持を集める中、Vチューバー同士の連携も一層深まる。
- 日本に重要なサハリン1、2 実はサハリン9まである 事業の経過をたどる
ロシアの侵攻を踏まえ、サハリンの石油事業で欧米勢が相次いで撤退。サハリン1、2がクローズアップされる中、中国企業が参画する3をはじめ、9まで存在するサハリンプロジェクトの始まりと経緯を概説する。
- 平和願い上野で無料の美術展 在日中国人画家ら主催 ウクライナ、ロシア出身者の作品も
東京都美術館で国際美術交流会展が開かれ、戦禍を被るウクライナの出身者、ロシアの画家など各国の芸術家の作品が展示される。コロナ禍で海外に行きづらい中、多様な文化や芸術に触れる場として15日まで開催、無料
- 「在日コリアンとして生まれた私」「中国の伝統・漢字について」武蔵野市で日本語スピーチ大会
武蔵野市で3月、外国人の日本語スピーチ大会が開か、6人が日本観、自国文化など思い思いの考えを発表。文化や言葉の違いに戸惑う外国人に向けて「悩むことは当然。学びや経験で克服できる」と訴えた。
- 「私に戦争は止められない…でも平和願い、歌う」 日本在住ウクライナ民族楽器奏者の調べ
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、民族楽器を弾くウクライナ出身のカテリーナさんによるコンサートが開かれた。「私が戦争を止めることはできない。でも歌で平和を願う」と伝統的な楽曲を披露した。
- 世界初、5Gによる国際遠隔医療連携 ベンチャー、日本とシンガポールつなぐ メタバース活用
医療業界が国境を越えて連携している。5Gを通じたVRの技術の活用により、海外にいる医師が日本から遠隔操作で指導を受けるなど、世界初の取り組みが進む。実証データを蓄積し、AI解析を重ねつつ連携が広がる。
- 「あの時ドラえもんがいてくれたら…」 いつかきっと開発を AIで感性を読み解く研究者・坂本真樹さん
人間の感性をAIで読み解く研究者、電気通信大学副学長で教授の坂本真樹さん。子ども時代のいじめや対人恐怖症を原体験にAI研究を深める。「いつかドラえもんのようなAIを――」。秘めたる理念や展望を尋ねた。
- おはようが言えなくて… 高校時代の対人恐怖症が研究の原点 感性を読み解くAI研究者、坂本真樹さん
オノマトペを通じて人間の感性をAI(人工知能)で読み解く研究者、電気通信大学副学長の坂本真樹教授。文系の学識を土台に言語×AIの道を歩み、多方面で活躍。研究の原点は「いじめられっ子」だった過去に――。
- 失禁が製品化の着想に? トイレは一生に20万回、トイレの日に考える排泄と尊厳 TripleW中西社長
11月19日はトイレの日。20億人がトイレを使えないなど世界に課題は山積。AIを駆使した解決も図られる中、ベンチャーのTripleWは世界初の排泄予測機器を展開。着想には中西社長の失禁体験があった。
- 渡航者数9割減のフィリピン ハードロックカフェなどで観光の新施策 国交正常化65年の一環
フィリピンの観光省・大使館はコロナ禍で落ち込んだ観光需要を掘り起こそうとハードロックカフェなどと連携した新施策を発表。往来する渡航者は感染拡大以前の9割超減少。官民挙げてコロナ後の観光の在り方を探る。
- コロナ禍、2年ぶりのパキスタン交流イベント 国交70年へ手応え
パキスタン人らによる交流イベントが24日、コロナ禍で2年ぶりに都内で開催。パキスタン料理や工芸品、伝統の楽器が楽しめ、多くの人々で盛況。来年日本パキスタン国交70年の祝賀ムードを盛り上げていく。
- 医療業界でデジタルツイン普及 歯科皮切りに施策続々 デンタル・プレディクション社長、宇野澤元春さん
デジタルの力により遠隔地で指導や検診を受けられる――。「デジタルツイン」などを駆使した実証実験が歯科業界で進められ、成果を上げ始めている。主導するデンタル・プレディクションの宇野澤元春氏に聞いた。
- 空飛ぶ病院は実現するか 100年前の人々が想像した未来とは?
世界でブームとなっている「未来学」は、未来を自由に想像するところから始まる。日本ではまだなじみがない学問だが、広まる素地はある。100年前の日本人が思い描いた日本の姿とは?
- 「もふもふ」は穏やかでやわらか 「まふまふ」は? オノマトペをAIで読み解く
さらさら、もふもふといった擬音語のオノマトペ。その言葉のまとう印象をAIで数値化する研究が進み、医療や商品開発での活用も期待される。第一人者、電気通信大の坂本真樹副学長に取り組みを聞いた。
- 会えない時代こそ、もっと近くに感じられる世界を アップル出身、チカクの梶原CEO
コロナ禍で遠出が憚られる中、動画や写真をテレビに送信できる「まごチャンネル」が人気だ。ネット環境のない家でも使える手軽さが好評。提供するチカクの梶原CEOはAgeTech企業として展開を加速させる。
- 畳敷きの公民館で捧げた震災の祈り インドネシア人神父が続けたタガログ語のミサ 「ずっと忘れない」
東日本大震災から10年と1カ月、町の復興が進んだ一方、癒えない心の傷を抱える人は少なからずいる。「復旧支援は少しずつ役割を終えても、心の復活はこれから」。外国人神父は遠くフィリピンから祈り続ける。
- AI駆使するソニー系のSRE HD 西山社長「2020年は不動産DX元年」 成長イメージはエムスリー
旧ソニー不動産のSRE HDの西山社長がインタビューに応じ、コロナ禍に見舞われた2020年を「不動産DX元年になった」と総括。AI人材を補強しつつ、不動産に加え、異業種へのSaaS事業を加速させる。
- 太宰治が通った跨線橋、撤去か VRで保存?生家のARツーショット人気
太宰治が好んだ三鷹の跨線橋。撤去される可能性が高く、市はVRを含め活用・保存法を検討。志茂田景樹さんなど橋に思い出のある人からは撤去を惜しむ声も。VRやAR、AIを通じた観光資源のデジタル化を考える。
- 駆け付けぬ選択肢はなかった 東京のイスラム教徒、炊き出しなど100回超 東日本大震災 #あれから私は
東日本大震災から10年、イスラム教徒が集まる東京のモスク、マスジド大塚は炊き出しなどの支援を100回超続けてきた。被災した人々に寄り添う気持ちは今も変わらない。10年の重みを胸に祈りを捧げる。