高知四万十で39.8度!土日は40度超えか 暑さピークの中、見えた!猛暑の出口

(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

連日、猛暑が続きこの土日が暑さのピーク。偏西風が北上し、太平洋高気圧が上空5000メートル付近で強まったところに、更に上空10000メートル以上ある背の高いチベット高気圧が覆いかぶさっているため、高温多湿の大きな筒の中にギュッと蓋をして日本が閉じ込められているような状態になっています。今日は高知・四万十市で39.8度を記録しました。この土日は東海から西日本の内陸部で40度以上になる所もありそうです。危険な暑さが続いていますが、ようやく猛暑のトンネルの出口が見えてきました。

鍵を握るのは太平洋高気圧とチベット高気圧の動向

まずは太平洋高気圧の予想です。

来週末にかけては強い状況が続きますが、23日(日)頃から、日本付近でしぼんで弱くなる予想です。太平洋高気圧は通常、10日前後で強弱を繰り返しますが、今年は強い状況が20日程続く予想です。

次にチベット高気圧の予想です。

チベット高気圧はインド北部に中心をもち、偏西風の蛇行によって、日本付近まで張り出すことのある高気圧です。今月はアジアモンスーンの活動が活発で、偏西風を北へ押し上げたため、それに伴って、チベット高気圧も北へ勢力を広げ、日本付近まで張り出しています。

下の図をみると

こちらも再来週から日本付近への張り出しが弱くなる予想です。

再来週にかけての東京の最高気温をみると来週も35度前後の猛暑が続きますが、再来週は32度前後になり、暑さのレベルが1段階下がりそうです。

ウェザーマップ画像
ウェザーマップ画像

小学生は登下校中に熱中症注意

猛暑はピークを過ぎるものの、かなり厳しい残暑は今月末にかけても続くので、引き続き、部屋の外でも中でも熱中症には注意が必要です。以前の記事にも書きましたが、今年はコロナの影響で夏休みが短くなっており、来週、もしくは再来週から学校が始まる所が多くなっています。子供たちは一番暑いときに下校するため、親御さんや先生は熱中症にならないよう気をつけてあげて下さい。コロナと熱中症対策の過去の記事→https://news.yahoo.co.jp/byline/mikajiritomoko/20200722-00187501/

黒より白のマスクがオススメ

黒のマスクは熱を吸収するため、炎天下では、白のマスクより表面温度が10度近く高くなるというデータがあります。お子さんや高齢者は特に熱中症のリスクが高いので黒より白のマスクがオススメです。

(チベット高気圧の動画はウェザーマップ提供)