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26日 太陽が欠けながら沈む日食

三ヶ尻知子気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
イメージ(写真:ロイター/アフロ)
国立天文台HPより 許諾済
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12月26日は部分日食

部分日食は月が太陽の一部を隠すことで起きる現象で、今回は日本全国で起きます。今年は1月6日にも部分日食が起きましたが、年の締めくくりにも日食になるという珍しいパターンに。一年に2回、日食が起きるのは27年ぶりのことです。そしてあまりない現象も。日食の時間の関係で、太陽が沈みながら欠けて、日の入りになる日入帯食が起きます。静岡から新潟付近より東の地域では、欠けた太陽が沈む現象が観測出来るかもしれません。

ちなみに、次の部分日食は、2020年6月21日で、このときは欠けながら沈みません。欠けながら沈む現象が次回起きるのは、2032年になります。

国立天文台HPより 許諾済
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各地の日食予報(国立天文台)→http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_s.cgi

問題はお天気です。

26日の予報

ウェザーマップ画像
ウェザーマップ画像

安全に日食を観察しよう

肉眼で太陽を見ると、たとえ短い時間でも目を痛める可能性があります。太陽が欠けていても、沈む直前でも、強い光であることはかわりません。最悪の場合は失明する危険もあります。日食グラスなど専用の器具を使いましょう。

尚、天気予報は毎日更新します。今の曇や雨の予報が変わりますように。。。

参考 国立天文台ホームページ

参考 アストロアーツホームページ

取材 国立天文台

気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

1996年に気象予報士の資格取得。大分県出身。日本テレビ、NHKを経て、現在は、TBSテレビ気象キャスター。南国から雪国まで住んだ経験を活かし、主婦目線、母目線で天気を解説。著作に『わたしたちも受験生だった 気象予報士この仕事で生きていく』(遊タイム出版/共著)など

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