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将棋日本シリーズ過去優勝5回・羽生善治九段(51)7月30日、今期1回戦で菅井竜也八段(30)と対局

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 7月30日。静岡県静岡市・ツインメッセ静岡において第43回将棋日本シリーズ・JTプロ公式戦1回戦、羽生善治九段(51歳)-菅井竜也八段(30歳)戦がおこなわれます。棋譜は公式ページをご覧ください。

 本局の勝者は2回戦で藤井聡太竜王(20歳)と対戦します。

 現代将棋界で数々の実績を積み重ねてきた羽生九段。本棋戦では5回優勝しています。あともう1回優勝すると、谷川浩司九段の6回に並んで歴代1位タイとなります。

 菅井八段は初出場の2018年に準優勝。今年で本棋戦4回目の参加となります。

 両者は過去に13局対戦し、羽生5勝、菅井8勝です。

 今年度成績は、羽生九段は8勝2敗(勝率0.800)。菅井八段は2勝3敗(勝率0.400)です。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『あなたに指さる将棋の言葉』(セブン&アイ出版)など。

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