豊島将之挑戦者「(序盤、4筋で飛車が向き合う形は)想定というか、考えたことはあったんですけど。途中まではまあ、考えたことがある将棋でした。(56手目△3三角のあたりは)まあいろいろあるんでしょうけど、角を打つ手をやってみようという感じでした。難しいと思って指してたんですけど。でも(69手目)▲4五歩と打たれた局面で(1時間22分)長考してなんか思わしい手が浮かばなかったので。うーん、どうだったんですかね。もしかしたらあんまりうまくいってないのかもしれないですけど。まあでも指してるときは、そんなになんか、まだわるいとは思ってなかったんですけど。(△3三桂に代えて△5八銀は?)▲4八飛車で・・・歩成ってバラして(△4七歩成▲同金△同銀成▲同飛)。そのあと最後は△4六(金)ですか? △4八(金)?(△5八銀▲4八飛のときに△4五銀は?)ああ、銀打って銀出るんですか。ああ・・・。(中空を見上げ)ああ、それはちょっと考えてない・・・あんまり考えてないです。そちらがよかったんですか。うーん・・・。いやちょっと無理なのかなというふうに思ってしまいました。△3三桂じゃちょっと、うーん、いやな感じはしていたので。まあ本譜もキツかったですし、いろいろいやな順は多かったですか。(▲3三馬と切られてからの藤井王位の攻めは)受け切るのは無理ですね。たぶん、わるいんでしょうね、きっと。(▲8三銀と逆サイドからはさみうちにされて)ちょっとわるいと思ってました。いやちょっとなんかわるい・・・。うーん、なんかどうやってもわるいので、ちょっと考えてるうちに、いちばん粘れない順を選んでしまったような。なんかもうちょっと粘れる手はあったと思うんですけど。(全体を振り返って)ちょっとなんか変化するところが難しかったような。基本的に、途中からは自信がなくなってしまったので。でもまあ▲4五歩の局面はけっこう考えたんですけど、ちょっといい勝負の手順がわからなかったという感じです。(王位戦第4局に向けて)間(あいだ)が空くので、ほかの対局を一生懸命がんばって。準備をしっかりしてがんばりたいと思います」