ノート(121) 証明予定事実に関する検察側の釈明 同時に進行していた国賠訴訟の状況

(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

~整理編(31)

勾留120日目

【証明予定事実を変更】

 この1週間は、接見や面会、手紙のやり取りが相次いだほか、弁護人や裁判所からさまざまな書類が送られてきた。

 検察側が1月19日付けで裁判所に提出した「意見・釈明書」のコピーもその一つだった。

 証明予定事実記載書に対する弁護側の意見や求釈明の申立てを受け、検察側が回答を示したものだ。

 まず、弁護側の意見については、おおむね次のような回答だった。

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前田恒彦

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15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。

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1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。きき酒師、日本酒品質鑑定士でもある。

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