ゴーン氏を追起訴 特捜部の狙いと今後
東京地検特捜部がカルロス・ゴーン氏を追起訴した。保釈後、公判前整理手続まで行われる中での再逮捕は異例だった。「奥の手」まで使う執念を見せた特捜部の捜査も、これで一区切りを迎えた。
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1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。