ノート(82) 捜査中の事件で自殺者が出た場合の特捜部の内情

(ペイレスイメージズ/アフロ)

~回顧編(7)

勾留28日目(続)

【捜査は粛々と】

 既にこの連載でもお話ししているとおり、特捜部が本格的な捜査を行う事件では、首吊りや飛び降りによる自殺者が出る。

 むしろ「自殺者が出る事件は本物だ」と言われるほどだ。

 もちろん、自責の念、周囲からの重圧、事態の拡大を防ぐ、刑罰や社会的地位の喪失をおそれて、過酷な取調べから逃れるため、抗議の意思など、“死”という究極の選択に至るには、様々な動機や背景があるだろう。

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前田恒彦

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15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。

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1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。

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