F1バーレーンGP。フリー走行2はライバルに手の内を見せない三味線大会? だからF1は面白い!

撮影/筆者

F1第2戦バーレーンGPのフリー走行2が現地時間の18時から90分間で行われた。土曜日の予選と同じ日が暮れてからの時間帯のため、最終チェックを兼ねフルアタックするかと思いきや、各チーム揃って中盤からレース本番想定の走行モードに入ってしまう。こうなるとタイムは伸びず、ホンダのパワーユニットを使うレッドブルも6位が最上位。このあたりの”だまし合い”もF1の楽しさである。

写真/筆者
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そんな状況の中でも速さを見せたのがフェラーリだ。開幕前のバルセロナテストで絶好調! ところが開幕戦のオーストラリアはストレートでフェルスタッペン(レッドブル)に抜かれるなど低迷。どうしたんでしょう、と思っていたら、バーレーンで突如復活した。フリー走行2のタイムを見ると、メルセデス勢を0,5秒も引き離しているから驚く。レッドブルは相変わらずの3番手グループ。

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フリー走行の前にレッドブルを近い距離でじっくり眺める機会を得た。写真などで見るとボディの曲面など解りにくいが、実物を見ると美しさに圧倒される! 特にボディ中央から後部に掛けての絞り込みときたら、もはや芸術品といえるレベル。空気の流れをコントロールするためのウイングの形状なども緻密。さすがに空力の天才と呼ばれるエイドリアン・ニューウェイだと感心するばかり。

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空力の天才はバーレーンでなくイギリスの開発部門にいる。車体に取り付けられた「風の流れや揺らぎを計測する装置」から送られてくるデータから状況解析し、土曜日に方向性を出してくるのだという。現場で指示通りのセットアップを行い、フリー走行3の際に確認。土曜日夕方に行われる予選でフルに性能を発揮させるワケ。同じようなことをライバルも行ってくるだろう。果たしてどうなる?

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