トヨタ、シリーズチャンピオンに王手!

写真/トヨタ

オーストラリアのコフスハーバーで行われているWRCの最終戦、フィンランド以降の好調な流れを引き継ぎトヨタの勢いが止まらない! 土曜日終了時点でタナックTOP。ラトバラ2番手。ラッピ5番手。誰か残れば今年トヨタが目標にしていたマニファクチャラーズ選手権奪取となる! 最終日に台場のMEGA WEBで行われるパブリックビューイングは盛り上がり必至!

WRCオーストラリアの路面、普段あまり使われていない林道を中心にSSが設定されている。昨年取材に行った時に見た6本のSSは全て路面の上に滑りやすい小石や、土が乗っていた。走りの写真を見れば解る通り、最初の何台か「路面掃除」役になってしまう。特に厳しいの、小石。同じような路面を走ってみたが、イメージの3倍くらいグリップしない。当然ながらタイムだって伸びず。

写真/トヨタ
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シリーズポイント順のスタートになるタナックは(3番目スタート)金曜日終わって5番手。1番目スタートのヌービル(ヒュンダイ)なんか10番手! 金曜日終わってTOPだったオストベルグとブリーン(どちらもシトロエン)は、掃除終わった路面を走ったタイムだ。そして土曜日の走行順はリバーススタート。金曜日の遅い順からスタートになるや、タナックがジワジワ上位に!

最終日のSSは6本/83.96km。トヨタ勢のスタート順を見ると、砂利掃除終わって最もコンディションの良い路面条件。コースアウトやトラブル無い限り大きな順位変動することは考えにくい。マニファクチャーズタイトルを獲得するのはヒュンダイに先行されないければよいだけ。相当の確立で今年の目標を達成出来そうな雰囲気になってきた。カムバック2年目のチームとして考えれば素晴らしい!

1. トヨタ O.タナック  2:07:52.0

2. トヨタ J. ラトバラ  2:08:13.9 +21.9

3. ヒュンダイ  H. パッドン 2:08:18.3 +26.3

4. シトロエン M.オストベルグ 2:08:38.6 +46.6

5. トヨタ E.ラッピ  2:08:42.4 +50.4

6. フォード S. オジエ 2:09:36.8 +1:44.8

7. フォード E.エバンス 2:09:56.6 +2:04.6

8. ヒュンダイ T.ヌービル 2:10:27.2 +2:35.2

9. フォード T. スニネン  2:10:41.0 +2:49.0

10. シトロエン C. ブリーン 2:14:18.8 +6:26.8

<土曜日終了時点>

とはいえトヨタの本当の狙いはマニファクチャラーズタイトルではないと思う。WRCに出てきたのは「勝つ」というより「WRCで強いクルマを作りたい」という気持ちの方が強いように感じる。マニファクチャラーズ選手権獲得は目的じゃなく結果。次の目標になるドライバーズ選手権も結果。良いクルマを作るべく頑張った通信簿だ。皆で頑張ったご褒美のようなもの。

日曜日のパブリックビューイングはMEGA WEBの1階で11時から行われる(開場10時30分)。Jスポーツで放送しているパワーステージ(勝利が確定する最後のSS)の生中継の収録も同時なので、よりリアルに体感出来ると思う。トヨタのマニファクチャラーズタイトル獲得となれば、最高の思い出になることだろう。