マツダ、名門ヨーストと組んでル・マンに復帰か?

写真/MZRレーシング

日本でほとんど取り上げられていないことながら、昨年からマツダは米IMSAシリーズの『DPi』という最高クラスのカテゴリーに2リッター直噴4気筒ターボ(600馬力)でエントリーしている。驚いたことに今年から名門ヨースト(本拠地ドイツ。ル・マン24で16勝している。2016年までアウディのワークス)と共同でチームを作った。ヨーストと組むからにはホンキだということ。

アメリカで良い結果を残したら、当然のことのようにル・マン24を目指すということなんだと思う。実際、かなりの予算も確保しているようだ。開幕戦の『デイトナ24』こそ2台揃ってリタイアしたが、ヨーストの実力を考えたら確実にステップアップしていくことは容易に想像出来る。素晴らしいチームと組んだ。マツダファンは大いに期待していいんじゃなかろうか。

ご存じの通りル・マン24は昨シーズン一杯でポルシェが撤退したこともあり、TOPカテゴリーが大混乱してしまった。今年と来年は普通のエンジンとハイブリッド(トヨタだけ)を同じクラスにするという荒唐無稽な戦いになる。ル・マン24の主催者は昔から弱った時のIMSA頼み。2018年のル・マン24が低迷したら、来年からIMSAのDPiクラスをトップカテゴリーに混ぜる可能性大。

IMSA勢を加えたなら、元気の良いキャデラックやアキュラ、日産も出てきて一気に賑わう。当然ながらIMSAで走るマツダもル・マン24に出て行くことだろう。今年一杯、ヨーストとクルマ作りをしていけば、十分表彰台争いが出来るようになると思う。興味深いのは、日本で全くアピールしないこと。もしかしたら「日本サイドは冷淡。アメリカが勝手にやってるだけ」ということなのかもしれない。