WRCモンテカルロ、最終日を残しトヨタが2位~4位! 狙うかキープか?

WRC開幕戦モンテカルロは最終日を残し、トヨタが2位~4位に付けている。トヨタにとって大切なのは今シーズンの目標であるマニファクチャラーズ選手権獲得へ向け、とにかく一台でも多くのクルマを上位に残すこと。もちろん個々のイベントで優勝することも大切ながら、一歩一歩前に進めば良いと思う。

とはいってもトヨタ勢が順調かと言えば、そうでもない。タナックはディ3の1本目で大きなミスをしてオジェとの差を1分18秒も付けられてしまう。その後プッシュして33秒差で終わったということを考えれば、痛いミスだった。ラトバラはどうやら昨年から続くアンダーステアが完全に解消していないらしく、タイム的に伸び悩む。

1  S. オジェ  Ford Fiesta WRC  3:30:30.9

2  O. タナック  Toyota Yaris WRC  +33.5

3  J. M. ラトバラ  Toyota Yaris WRC  +1:32.7

4  E. ラッピ Toyota Yaris WRC  +4:38.5

5  K. ミーク Citroen C3 WRC  +4:40.1

6  E. エバンス Ford Fiesta WRC  +5:00.2

7  T. ヌービル Hyundai i20 Coupe WRC  +5:33.6

8  B. ビフェ Ford Fiesta WRC  +5:43.4

9  C. ブリーン Citroen C3 WRC  +8:49.0

ラッピもSS11のコースオフでタイヤがリムから外れてしまい交換を余儀なくされ、大きく遅れてしまった。一度は5位に後退し、実力で4位を挽回したが5位のミークと2秒差。ただ絶対的な速さはラッピということを考えれば、有利な展開ではある。もちろんミスをしているのはライバル達も同じ。これが雪やアイス、ウェット、ドライ路面まであるモンテカルロラリーだ。

となると気になるのがトヨタの作戦。前述の通りマニファクチャラーズ選手権獲得のためには、現在の順位をキープすれば理想的な展開と言える。ただ今までの走りを見ていると、オジェよりタナックの方が速い。33秒差はひっくり返せる可能性大。最終日にアタックしてポディウムの真ん中を狙うという手もある。なによりこういった作戦を考えられること自体、大きな進化だと思う。

日曜日の夜から始まる最終日、どうなるか大いに楽しみだ!