トヨタ、WRCフィンランドで大暴れ!

最終日を残し1位のラッピ選手

WRC9戦ラリーフィンランドの2日目終わって、エースのラトバラこそ1位を走っていてリタイアしてしまったけれど、トヨタは若手のラッピが1位。ベテランのハンニネンも3位に付けるなど圧倒的な存在感を見せている。ラッピのリードは2位に49秒差と圧倒的。しかも最終日のSS距離33,84kmと短い。2勝目が視野に入ってきた。

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なかなかトンネルの出口が見えてこないホンダのF1参戦と対照的に、トヨタWRCはシーズン前の予想をはるかに超える結果を残している。開幕戦で2位。そして2戦目に早くも優勝。とはいえ、いずれも上位ドライバーのトラブルやコースアウトというオウンゴールに助けられた成績であり、幸運の女神に微笑まれた結果だったかもしれない。

しかしフィンランドは全く状況が違う。初日から圧倒的な強さでラトバラとラッピがベストタイム争いを繰り広げ、ライバル達も全く追いつけない。そればかりかプッシュしすぎたのだろう。絶対王者オジェがコースアウトでリタイア。好調のトヨタと言えばハンニネンが上位に食い込み、何度か1~3位を独占するほど。

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フィンランドはトヨタの開発拠点になっている上、ドライバーも地元フィンランド人。加えて今回から改良型エンジンを投入している。車体のセッティングも進み、全てのバランスが取れてきたということなんだろう。2日目の午前中終わって、トヨタが表彰台を独占しそうな流れになってきた。フィンランド勢の活躍を見ようとスペシャルステージを訪れる観戦客も増える一方。

ちなみにラトバラのリタイアは2日目の午後。正確な原因について解っていないものの、突然エンジンが止まったようだ。トヨタにとっても初めてのトラブルということで、他の2台に同じ症状出ないか確認中とのこと。ラッピは2日目終わって絶好調。2位とのタイム差を考えれば多少抑えて走っても追いつかれることは無いだろう。

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という状況で最終日の3日目を迎える。前述の通り残すSSの距離33,84km(1日目と2日目の合計が280,36km)。ラッピの初勝利も見えてきた。すでにヨーロッパに於けるトヨタ車の販売は低迷する他の日本勢と対照的に絶好調。実力で2勝目をもぎ取れば、一段と伸びることだろう。やはり市販車を売ろうとするならWRCだと思う。