米大陸縦断4千kmで行われる『グレートレース』にスバル360が挑む!

フロリダ州ジャクソンビルから、ミシガン州のトラバースシティまでの約4千kmを9日間で競う『グレートレース』が6月24日(土)に始まった。アメリカで最も人気のあるヒストリックカーイベントで、出走台数132台。1972年以前に生産されたならどんな車種でも参加出来る。もちろんスバル360の出場は初めてな上、グレートレース始まって以来の最小排気量である。

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スバル360は今年創業100周年を迎えるスバルが、初めて『スバル』というブランド名を使ったモデルと同時に、日本初のファミリーカーでもある。同じ年式のアメリカのファミリーカーと比べ、小さく華奢。排気量もアメリカ車が200馬力以上を発揮する5千cc以上のV型8気筒エンジンを搭載するのに対し、25馬力の排気量360cc空冷2気筒2ストロークエンジンを搭載する。

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ただ航空機技術を駆使し、1958年当時としては先進的なモノコックボディ構造を持つ。また非力なエンジンでも性能を確保するべく樹脂やアルミ材を多用。徹底的な軽量化を行い、車重を400kg以下に抑えた。技術は当時でもTOPクラスだったとい思う。けれどエンジンにもボディサイズにもアメリカと日本の国力の差がハッキリ出ている。

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自動車メーカーもさることながら、ユーザー層も豊かになった。この60年で日本は頑張ったという証のようなもので興味深い。驚くべきはアメリカでの注目度! スタート前の段階で話題になっており、走っていると写真を撮られ、どこでも話しかけられる。写真を見ていただければ解る通り、スバル360を見て微笑まない人は少ないと思う。

競技は走行距離400km超の初日が終了。これからミシガン州までの8日間、なんとか完走したい。