マクラーレンはホンダとの契約解消など出来ない。なぜか?

今でもスポンサー無し状態(写真:ロイター/アフロ)

バルセロナのF1プレシーズンテストでマクラーレンホンダはパワーユニット不調のため満足なテストが出来なかった。マクラーレンのホンダバッシングも酷くなる一方だ。そんなことから「マクラーレンがホンダを切る」というような記事も増えてきている。けれど、そんなこと出来るワケない。なぜか?

マクラーレンはメルセデスのエンジンを使っていた2014年時点で成績悪く、メインスポンサーも付かず四苦八苦。2015年からホンダがメインスポンサーになっている。ホンダ抜けたらマクラーレンは予算無くなるのだった。もちろんアロンソの契約金だってホンダから出ている。アロンソが抜けたいなら仕方ない。

なぜマクラーレンは強気なのか? 契約上、ホンダ側からエンジン提供を断った場合、マクラーレンに十分な金額が支払われるようになっているためらしい。しかも契約期間は5年以上のようだ(10年という情報もあるが未確認)。マクラーレンとしてはホンダを怒らせ、撤退するかエンジン供給を止めて貰った方が良い。

その場合、F1のレギュレーションにより、ホンダがエンジン供給を止めたなら、現在エンジンを作っている企業のどこかから(立候補なければ抽選で決まる)、供給を受けられるようになっている。マクラーレンからすればホンダからお金が入り、メルセデスのエンジンが来ることだってあるという美味しい話なのだった。

ただホンダ側が「もうやめた! ごめんなさい」と降参しなければダメ。だからこそメディアにホンダの悪口ばかり言い、酷い記事が出るようにしている。今のような報道ばかりだとホンダ上層部だって「やってる意味なし! 多少の手切れ金掛かってもいいからやめよう」という判断を下す可能性だって十分ある。

解決策はないのか? もちろんある。辛いし厳しいだろうけど、ホンダが頑張ればいいのだ。もっと言えば、メルセデスやフェラーリやルノーに出来てホンダが出来ないということなどあり得ない--と信じるのみ! ここまできたらホンダ全てでF1をバックアップするしかないと考える。尻尾巻いて逃げるのは最悪の選択だ。