WRCメキシコ、金曜日終わってトヨタのハンニネン4位!

WRCメキシコはスタートから混乱している。木曜日の夜に世界最大の都市広場として知られるメキシコシティの『ソカロ』(007スペクターでのアクションシーンで有名)で派手なセレモニアルスタート&SS0とSS1を行い、終了後400km離れた場所にあるラリー開催地に移動するというスケジュールが、予想通りうまくいかなかった。

大観衆を集めたソカロでのSSはトヨタのハンニネンがTOPタイム!
大観衆を集めたソカロでのSSはトヨタのハンニネンがTOPタイム!

ドライバーは飛行機での移動だったため問題無かったのだけれど、ラリーカーを載せたキャリアカーが大渋滞に巻き込まれ金曜日のスタート時間に間に合わなかったのである。結局午前中に行われる2本のSSはキャンセル。WRCメキシコの名物になっている全長54,9kmもある『エル・チョコラーテ』というSSは1本だけになってしまう。

トバッチリを受けたのが1番スタートとなるトヨタのラトバラ(トヨタ)。エル・チョコラーテは普段使われている道では無いため「ダスト」と呼ばれる浮きジャリみたいなものに覆われており、最初の2~3台はグリップしない。エル・チョコラーテを2本走れるなら最初だけ諦めればいいが、今回1本しか走れず。挽回出来ずに終わった。

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加えてラトバラの調子もイマイチのようだ。ラトバラの次に走るオジェ(フォード)のリザルトを見ると、スタート順に恵まれたミーク(シトロエン)に続く2位。水曜日に行われたシェイクダウンでラトバラのチームメイトであるハンニネンの声がガラガラだった。もしかするとラトバラ、カゼを貰ったのかもしれない。

1 シトロエン K.ミーク

2 フォード  S.オジェ 20秒9

3 ヒュンダイ T.ヌービル 56秒7

4 トヨタ   J.ハンニネン 1分27秒3

5 フォード  O.タナック 1分 32秒9

6 シトロエン S.ルフェーブル 1分52秒8

7 ヒュンダイ H.パッドン 2分2秒1

8 トヨタ JM・ラトバラ 2分30秒8

そのハンニネンが好調である。ソカロで行われた2本で総合1位を奪う! 金曜日もミーク、オジェ、ヌービル(ヒュンダイ)に続く4位でフィニッシュした。モンテカルロとスウェディッシュで良いところを見せられなかったが、今回は頑張っている。もう少し突っ込んで分析すると、ハンニネンのタイムを見るとトヨタもイケそう。

金曜日を4位で終えたハンニネン
金曜日を4位で終えたハンニネン

土曜日の展開ながら、走行順のハンデが無くなるオジェとヌービルは確実にタイムを出してくると考えていいだろう。金曜日に低迷したラトバラは、体調不良か車両の不良? SS4終わった時点のコメントでは「熱の問題によってSSも一般走行と同じエンジンパワーで走らなければならない」。

ハンニネンのSS4終わった時点でのコメントも、エンジンについて問題が出ていると言っている。どうやらアンチラグを切って走ったようだ。土曜日に回復すれば上位陣との激しい勝負が見られそうだ。

・追記 最新情報によればラトバラの体調に問題無し! タイムが伸びないのはエンジン冷却水温上昇によるものだという。