ホンダF1、指揮官交代で今シーズンは中盤から期待出来る!

昨年2月4日に『ホンダF1 今シーズンは難しいか?』という記事を書き、残念ながら危惧した通りになってしまった。シーズン前の状況から、昨年の苦戦は容易に予想出来たからだ。まぁまぁ妥当な記事だと評価して頂いた方が多かったのだろう。今シーズンの状況を教えて欲しいというメールを多数貰う。やっと今年のホンダF1のアウトラインが解ったので紹介したいと思う。

ホンダF1 今シーズンは難しいか?

結論から書くと、中盤以降はなかなか興味深い展開になると考える。後半になるとハッキリホンダの速さが見えてくる可能性大。なぜか? 以下、直近で起きていることなど。

まず「ホンダの体制が大きく変わる」と考えていい。すでにいくつかのメディアで「新井プロジェクトリーダーが勇退するようだ」と書いた。2月下旬の人事発表で正式に発表されるだろう。その場合、開幕戦後となる4月1日付けでの異動になるけれど、実権は人事発表の時点でバトンタッチされると考えていい。

そこから新生ホンダがスタートする。開発期間不足により序盤戦は大きく進化することも出来ないだろう。ただホンダのポテンシャルをキッチリ引き出せば、早ければ夏前にも「変わり始めましたね!」という雰囲気を感じるようになるかもしれない。

二つ目は『トークン』と呼ばれるエンジン部品改造キップを今年は32枚(個?)使えること。ちなみにエンジン全て変えるのに必要なトークンは66枚なので、失敗作となった2015年スペックの半分くらい変えられる。どうやら2016年スペックのパワーユニット、2015年スペックより一回り大きいライバル勢と同等サイズになる模様。

また、2017年シーズンは解りにくいトークン制度が廃止され変更自由になる。早ければ2016年の中盤からトークン制度は相当解釈が緩くなるような雰囲気。ホンダの新体制にとって素晴らしい追い風になることだろう。

三つ目がマクラーレンの体制。すでに報じられている通り、デビューイヤーから圧倒的に強かったVWのWRCを指揮してきたヨースト・カピート氏がマクラーレンのCEOになる。カピート氏は自動車メーカー出身だし、ヤマハなど日本の企業との付き合いも知っている。険悪かつ最悪の雰囲気になっているマクラーレンとホンダの関係を修復出来ることだろう。

もしかすると2月22日からカタルニア(スペイン)で行われるプレシーズンテストでも厳しい状況になるかもしれないが、あまり気にしなくていい。シーズン始まればホンダの新しい指揮官と、カピート氏の気持ちよくて前向きなコメントで楽しめると思う。