黄砂とPM2,5対応の自動車用フィルター

今年も黄砂の季節になった。中国から飛んでくるということで、PM2,5も含まれる。PM2,5は肺の中に入ると肺胞をくぐり抜け血管にまで入り込む。アレルギー疾患や花粉症の発症原因になるという学説も多数出てきた。確かに大気汚染とアレルギー疾患は密接な関係を持つ。

さて。最近のクルマは基本的に花粉フィルターが付いている。ただ通常のタイプだと、PM2,5を除去する性能という点で物足りない。花粉の粒子は30ミクロンほどあり、2,5ミクロン以下のPM2,5の除去を想定していないからだ。したがって花粉フィルター付きの車内でもPM2,5を吸ってしまう。

といった状況を反映し、ここにきてPM2,5対応の自動車用フィルターが続々登場してきた。検索エンジンで『自動車用高機能花粉フィルター』と入れれば多数ヒットする。4千円くらいから通販で購入可能。交換は簡単。車載のサービスマニュアルを見れば誰にでも出来ることだろう。

参考までに書いておくと、黄砂は中国の砂漠から飛んでくるPM2,5より少し大きい5ミクロンほどの石英や長石など。当然の如くクルマの塗装表面クリア層より硬い。したがって黄砂の付いた状態でから拭きなどしたら、クレンザーに近い粗いコンパウンドで擦るようなもの。

中国に近い九州などだと、さらに粒子の大きい黄砂が飛んでくる。十分に黄砂落ちていない状態で機械洗車すると、細かいキズだらけになるから御注意を。黄砂によって汚れたクルマはバケツにシャンプー入れて泡立て、やさしく表面の汚れを落としてから本格的な洗車に取りかかって頂きたい。