自動ブレーキの性能差に注意

ここにきてTVなどで盛んにアピールされ、装着率も急増している自動ブレーキ(追突事故などを未然に防ぐ安全装置)ながら、皆さん考えているより大きな性能差がある。しかもメーカーや使っている先行車との距離を判定するセンサーにより、稼働する条件も全く違う。

下の写真はダイハツ・ウェイク。このクルマのセンサーは赤外線(光)を使ったレーザーで、安価な反面、悪天候などに極めて弱い。長い距離を正確に判別することも苦手。したがって車速31km/h以上になると自動ブレーキそのものが稼働しなくなる。31km/hだとノーブレーキで追突する、ということ。

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今回判明したのだけれど、ウェイクの場合、それだけでなく雨でも機能がキャンセルされてしまう。具体的にはワイパーを動かした段階で(間けつは除く)インパネに「レーダー停止」の表示を出し、稼働しなくなる。つまり雨の日は全く効果無し。極めて限られた条件でしか効果を発揮できない。

もう一つ付け加えれば、ウェイクの「レーダー」は明確な偽装表記。『R』というアルファベットから始まるレーダーは、電波を使ったセンサーで、『L』というアルファベットで始まるレーザーより雨に強く、長い距離も計れる。夜店で売ってる安価なレーザーと全く違うのだ。

一方、50km/hら停止出来(それ以上の速度でもフルブレーキを掛け減速するので被害は提言可能)、大雨の中でも稼働するスバル・レヴォーグのような自動ブレーキも存在する。自動ブレーキ付きのクルマを買うのなら、このあたりを十分認識した上で選ぶことをすすめておく。