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米独の危険な方策&チキンホークの“糊しろ”論etc=忖度のフロントランナー、日銀

窪園博俊時事通信社 解説委員
セントルイス連銀のブラード総裁。最近は利上げに慎重で、チキンホークとなった(写真:ロイター/アフロ)

(第353号・2017年5月29日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「米独の危険な方策」

「チキンホークの“糊しろ”論」

「雑記とお知らせ」

・ポイント…………………… 「忖度のフロントランナー、日銀」

■ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

<米独の危険な方策>

独誌シュピーゲルによると、トランプ米大統領はドイツの対米貿易黒字を「悪らつだ」と批判。一方でドイツのメルケル首相はその黒字の原因を「ユーロ安」に求めている。両国が黒字削減で協力すると、為替調整(ユーロ高)となりそうだが、ユーロ圏の分断を招きかねない危険な方策でもある。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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